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立花彩side




若武「諸君!今日はもう解散だ、アーヤを送ろう。」



談話室に響く若武の号令と共に、私達は帰り支度を始めた。


今日は事件のまとめをしていたので少し遅くなってしまった。


故に黒木君が居てくれないと非常に困る。


何故って?


だって黒木君はママのお気に入りだもの。


さぁ帰ろう、と扉に手を掛けると自動で扉が開いた。



「『わっ。』」



見ると数名の女の子達が入室しようとしていたようだ。


しかし彼女達は談話室を一瞬見渡した後、私達に目を向けた。



「あ、あの…貴方が立花彩さんですか?」



疑うような目で私に質問する女の子達。


私のことを探してたのかな。


“ん、私だよ。”と頷くと、彼女達は凄い驚いた顔をした。


なんで?



「すごいね、あの子…本当に居た。」


「ん、しかもちゃんと男子6人居る。」


「なんでわかったんだろう…。」



急に彼女達はコソコソと此方に背を向けて、内緒話を始めた。


変なの。


遂に痺れを切らした上杉君が口を開く。



上杉「俺達は今から帰るんだ。用があるならさっさとしろ。」



“ひっ”と小さく呻いて彼女達は早口で教えてくれた。





「秀明の前のベンチで小学生位の女の子が“立花彩って言う人を呼んでほしい”って言ってて。」






こんな時間に小学生位の女の子?


奈子はもう寝てる時間帯だし





………じゃあ、誰だろ




「でも何処に居るかも知らないし、まず立花さんが誰かも知らなかったから“わからない”って断ったんです。」




女の子の言葉に私はうんうんと首を縦に振る。




「でも、でもそしたらその子はこう言ったんです!」




「“談話室に居るよ、男の子達6人とね!”って…」










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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , アーヤ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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レン(プロフ) - あいすさん» 本当ですね…何故でしょう。教えてくれてありがとうございます! (2021年4月25日 7時) (レス) id: 6501380a5e (このIDを非表示/違反報告)
あいす - うちの勘違いだったら申し訳ないです…。 (2021年4月24日 22時) (レス) id: 39e42ad41f (このIDを非表示/違反報告)
あいす - css…微妙についてないような?ソース誤字ってるかもです(馴れ馴れしくてごめんなさい) (2021年4月24日 22時) (レス) id: 39e42ad41f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆる | 作成日時:2021年4月24日 19時

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