41話 ページ44
伊野尾Side
この交渉はかなりこちらに分がある。その中でも死神が納得する条件の提示が必要だ。
伊:「君もこの1週間山田のことが気になって仕方がなかったみたいじゃない。俺たちと離れたところでその悩みが解決するとは思えない。どうする?また山田が忘れられなくて鬱陶しい日々が続くよ。」
俺の言葉にスっと目を向けたところを見ると少しは聞く気があるようだ。
伊:「しかも殺したくても殺せないみたいじゃない。あともう1つ。うちの医者なら君のその症状を治せるかもよ。なぁ光?」
八:「おっ、おう。」
これは少しの賭けみたいなものだ。この前彼が倒れた時の症状は光から聞いてある。症状的に一過性のものではなく常態化されたものだろう。
それに彼は特殊な血液系を持っている。身体になんらかの不調があることは恐らく違いない。
彼の性格上それを恐らく''鬱陶しい''と考えている。
十分彼がこの賭けに乗る要素はある。
有:「お前の言う通りだろうな。どちらにしろ鬱陶しいことに変わりはないならさっさとその『涼介』と俺の関係を明らかにした方が手っ取り早い。全部はっきりさせてからお前らを殺るか決めても遅くはないか......」
トンっとナイフを机に突き刺して殺気に満ち溢れ少し口角を上げる彼の意思は決まったようだ。
有:「その提案、乗った。」
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Daffodils(プロフ) - 麺つゆさん» 温かいコメントありがとうございます!!!!!楽しみに待ってくださる方が1人でもいることが励みとなっております( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )今日からまた投稿していきますので、未熟ながらよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年2月8日 20時) (レス) id: ea555b1e5d (このIDを非表示/違反報告)
麺つゆ(プロフ) - 更新停止把握しました!作者さんのタイミングとペースで更新してくださるのが1番だと思ってます。楽しみに待ってますね! (2022年1月31日 22時) (レス) id: 1c6210e6a8 (このIDを非表示/違反報告)
Daffodils(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます!大変嬉しい限りです!!いちごさんからの温かい意見を頂けることは大変励みになります!未熟ではありますが、楽しんでいただけるようこれからも更新させていただきます(*´▽`*) (2022年1月22日 18時) (レス) id: ea555b1e5d (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 突然のコメント失礼します。このお話を初めて読んだ時、とても面白く続きも読んでいきたいと思ったので、お気に入り登録させていただきました。これからも楽しみにしてます!決して無理はなさらずに、更新頑張ってください! (2022年1月21日 23時) (レス) @page6 id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Daffodils | 作成日時:2022年1月19日 0時