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4話 ページ5

山田Side



薮:『公園北口に着いた。』



3分後に薮ちゃんからインカムが飛び、俺らもアイコンタクトを取り、慎重に南口に向かう。



山:「伊野尾ちゃん。なんか分かった?」



伊:『いや、それが本当に厄介に巻き込まれてるかも。辺り一帯の監視カメラを覗いたんだけど、公園にはどこの角度から見ても誰も居ないんだよね。ちなみに、山田たちの姿も今映ってないからこりゃ完全にダミーだわ。』



山:「解除は?」



伊:『無理だね。今から40分くらい時間をくれればシステムに入り込めるけど、ダミーを流してるシステムが高性能すぎる。今から直ぐに解除は俺でも無理だよ。』



知:「伊野ちゃんが解除できないシステムってかなりら厄介じゃない?相手がやったのかは不明だけど。とにかく今の僕らにとっては不利だね。」



全員体勢で挑む際はインカムの混線を防ぐために基本俺、伊野尾ちゃん、薮ちゃんしか話さいことにしているため、先程の伊野尾ちゃんの報告を聞いた知念が俺に向かって呟いた。



山:「ますます謎で厄介だな。」



薮:『山田?いけそうか?」



薮ちゃんからのGOサインに返答を躊躇う。このまま鉢合わせずに済むならそれが1番。ただ、この公園を通る以外俺らのアジトへの帰り道はない。つまり、どうしても避けられない衝突だ。



加えて、相手は俺らの格上。6人束でかかってギリ勝てるかどうか。現に先程より30m近づいた位置にいる俺らは圧倒的なオーラに冷や汗をかいている。



山:「......迷っても仕方ない。順次指示を飛ばす。とりあえず10秒後にパターンBのスタイルで行く。」



完全に仕事モードに切り替わった知念と雄也の視線を感じ、2人と目を合わせ、深呼吸をする。



山:「さぁ、行こうか。Crash.」

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Daffodils(プロフ) - 麺つゆさん» 温かいコメントありがとうございます!!!!!楽しみに待ってくださる方が1人でもいることが励みとなっております( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )今日からまた投稿していきますので、未熟ながらよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年2月8日 20時) (レス) id: ea555b1e5d (このIDを非表示/違反報告)
麺つゆ(プロフ) - 更新停止把握しました!作者さんのタイミングとペースで更新してくださるのが1番だと思ってます。楽しみに待ってますね! (2022年1月31日 22時) (レス) id: 1c6210e6a8 (このIDを非表示/違反報告)
Daffodils(プロフ) - いちごさん» 感想ありがとうございます!大変嬉しい限りです!!いちごさんからの温かい意見を頂けることは大変励みになります!未熟ではありますが、楽しんでいただけるようこれからも更新させていただきます(*´▽`*) (2022年1月22日 18時) (レス) id: ea555b1e5d (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 突然のコメント失礼します。このお話を初めて読んだ時、とても面白く続きも読んでいきたいと思ったので、お気に入り登録させていただきました。これからも楽しみにしてます!決して無理はなさらずに、更新頑張ってください! (2022年1月21日 23時) (レス) @page6 id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Daffodils | 作成日時:2022年1月19日 0時

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