無表情武装メイド【〇〇の主役は我々だ！】

貶められた ページ11

数日たって総統閣下に宣戦布告されました

軍事力ではヒジキ国も負けてはいなかった

しかし、どこからか情報が漏れたのか、幹部の位置、武器の状態、潜入経路、すべて漏えいしていたのでございます

そんな中私はキヨ様に呼ばれ玉座に急ぎました

そして

キヨ「お前っ!!!!!裏切ったな!!!!!!!!!!」

貴女「え…」

レトルト「惚けるなっ!!!!!お前が我々国に情報を渡したんやろ!!!!!」

何のことかさっぱりでした

フジ「麻耶ちゃんから聞いたんだよ…資料館から、俺達の資料を持って我々国に売ってたって」

貴女「私は何もしておりません」

キヨ「嘘つくなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キヨ様は怒り狂って私の話に耳を傾けてくださりませんでした

牛沢「お前、巫山戯るなよ。この後に及んでまだ言い訳するつもりかよ」

牛沢様もまたそうでした

レトルト「麻耶ちゃんが嘘つくはずないやろ!!!!!裏切り者!!!!!」

レトルト様も

つわはす「出てってよ、お前のせいで負けるんだ」

つわはす様も

ヒラ「信じてたのにっ…」

こーすけ「最低だな…」

ヒラ様もこーすけ様も

P-P「出てって、裏切り者」

P-P様も


私は○○麻耶様に嵌められたのでございます

そして、5年間務めた私の信頼は3週間務めた新人に負けたのでございます

キヨ様に

幹部様に

ヒジキ国に

生涯の忠誠を誓った私にとって

それは絶望以外の何者でもありませんでした


貴女「っ……申し訳、ございません…」

震える声でそういう事しかありませんでした

謝ることがやったと認めることになるとわかってても

信頼してもらってなかったことが何より苦しくてなりませんでした

部屋の隅で怪しく笑っている綾瀬様が目に入りました

してやったり、そういうのが正しいでしょう
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ヒジキ国の幹部達は信頼する心を新人メイドに利用されたんです。けして、キヨさん達が悪役じゃないのでご安心を(〜 'ω' )〜

さようなら、愛したヒジキ国→←新人メイドがやってきた

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