その執事、有能7 ページ9
・
セ「……………で？
一体何をどうしたら、こういう事になるんです？」
ドス黒いオーラを放ったセバスチャンの先には怯える使用人三人と荒れ果てた部屋や庭だった
反省しながら謝る三人
セ「はぁ…分かりました。仕上げをまとめてやろうと置いておいた私にも非はあります」
セバスチャンは手を顎にあてて対策をねった
セ「(今からでは上質な肉もティーセットも揃わない….どうする？)」
思考を練っている間にも使用人三人はセバスチャンの後ろで騒いでいた
セ「貴方達もﾀﾅｶさんを見習って少し大人しく―――――…」
ふとｾﾊﾞｽﾁｬﾝがﾀﾅｶさんの方に向きを変えた時
ーーーーこれだ！！
彼をみて思いついたのだろうか
いつも通りの顔に戻り
パンッパンッと手をならした
セ「お静かに、皆さん
これから私の言う事をよく聞いて直ぐに行動してください」
そう言うと「コレでなんとかします」と湯呑を見せた
・
セ「(しかし、Aは起こしたはずなのにまだ起きてきませんね……たまたま藍猫様がおいていったあのお召し物を先ほど置いてきたのですが………)」
まっ、そのうち来るでしょ
バ「おいセバスチャン本当にコレでいいのかよ！？」
セ「ええ」
メ「セバスチャンさーん！あっただよ！」
そう言って走って来るメイリンはどことなく転びそうな予感がした
………と
ｺｹｯ☆
メ「Σきゃっ!?;;」
セ「!」
何もない所で足を滑らせ転倒しかけるﾒｲﾘﾝ――――を、猫の如く素早い早さでAが受け止めた
「大丈夫？メイリン」
メ「あっ、Aさんですだか！！？すっ、すごい綺麗ですだ！！その格好」
メイリンはAの格好を見て顔を赤く染めた
セ「……とても似合ってますよ、その花魁用の着物」
そうAは花魁が着るような肩だしで何層も重なった黒い着物を着ていた
その着物は黒に綺麗な蝶が舞っていた
「むぅ) セバスチャン！！この着物？とっても着づらかったんだからね！？そっ、それに！露出高すぎじゃない……？///」
セ「いえいえ、そちらの方がクラウス様も喜ばれますし…もちろん私得です。あと脱ぐ時は是非とも私も手伝ってあげますからね？」にこっ
満面な笑みで言われAはまた赤面した
そのすぐそばではメイリンが鼻血を放ってボソボソ何か言っていた
「ばか」
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年6月27日 16時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ともも - 面白い設定ですね！主人公可愛いしセバスチャンも！更新頑張ってください！続き楽しみです！ (2015年11月4日 12時) (レス) id: c0d4660164 (このIDを非表示/違反報告)
K.H - セバスチャンと夢主の今後が気になります！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！！！ (2015年8月7日 16時) (レス) id: fc4a2573d0 (このIDを非表示/違反報告)
む - 更新がんばってください！まってます！ (2015年8月6日 8時) (レス) id: e3c55f13e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありさん | 作成日時：2014年8月20日 0時
