その執事、有能11 ページ13
セバスチャンは微かなAのお腹の音に反応して顔をこちらにむけた
セ「shi〜…Aに後であげます」
口パクでそういうセバスチャンにAは満面の笑みでうなづいた
セバスチャンはAの笑顔を見てニコッと微笑んだらクラウスの方に向き直ってまた丼について語りだした
……
ク「はっはっは!!ｼｴﾙ!!最高だよ！君はいつでも私を驚かせてくれる！
この業界にはユーモアに欠ける連中が多くてね…だが君とならこれからも楽しくやれそうだ」
シ「それは光栄だな」
クラウスの喜びようを見て使用人達は嬉しそうにはしゃいでいた
ク「日本のどんがそんなに奥深い料理だったとはな、君は実に知識人だ」
セ「恐れいります」
「(セバスチャンが日本の料理について調べてごちゃごちゃになった書斎はあとで片付けとこー……)」
ク「まさに君らの言うとおりイタリアの濃い料理に飽き飽きしていたところだ……頂くよ」
セ「ワインの方はお口に合わせましてイタリア産のものをご用意いたしました」
用意されたワインのボトルの傍にワインを入れるためにﾒｲﾘﾝが控えている
だがメイリンはニコニコしたままで一向に動こうとはしない
セ「メイリン！」
メ「はっ、はい？」
セ「はい？じゃなくて、ボーッとしてないで…グラスにワインを」
その至近距離での色っぽいセバスチャンの声がきいたのかメイリンは余計に取り乱した
「…ばかセバスチャン」
そんなメイリンに密かにAは妬いていた
バ「なぁ？」
フ「うん？」
バ「なんかお嬢ちゃんの様子おかしくねーか？」
メイリンはセバスチャンの色っぽい声が刺激に強すぎたため体がガタガタ震えていた
「……やばそうだなぁ」
ついにメイリンはクラウスのグラスにワインを注ごうとしたが…………
「「(あっ…ああ"ーーーーーっ！！！！！)」」
フ「メイリンさん！ワインこぼしてるぅぅぅ！」
幸いにもクラウスは日本の石庭を見て感想を述べていた
「(ワインが…っ)」
ワインがだんだんとクラウスの方に向って流れ一滴クラウスの服につくところ
寸前にしてセバスチャンがテーブルクロスを抜いた
字数で次へ
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←その執事、有能10
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「黒執事」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年6月27日 16時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ともも - 面白い設定ですね！主人公可愛いしセバスチャンも！更新頑張ってください！続き楽しみです！ (2015年11月4日 12時) (レス) id: c0d4660164 (このIDを非表示/違反報告)
K.H - セバスチャンと夢主の今後が気になります！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！！！ (2015年8月7日 16時) (レス) id: fc4a2573d0 (このIDを非表示/違反報告)
む - 更新がんばってください！まってます！ (2015年8月6日 8時) (レス) id: e3c55f13e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありさん | 作成日時：2014年8月20日 0時
