その執事、有能9 ページ11
セ「お待ちしておりましたｸﾗｳｽ様」
ク「セバスチャン久しぶりだ！！どうやらこの家にも新顔が増えたようだな」
フィニの頭にポフッと帽子をかぶせ、にこやかに笑った
そこに
「お荷物おあずかりします」
丁寧口調完璧のAが一歩クラウスに近づいた
ク「おぉ…これは…たしか、ジャパニーズのKIMONOだったか？？…美しいな」
頬を染めて褒めるクラウスにシエルがふっと笑った
シ「こいつはAと言ってなついこの前かな、うちのメイドになった」
「よろしくお願いしますクラウス様」
ぺこっ っとお辞儀をしたAにクラウスは頬を染めながらも疑問をもった
ク「して、何故に着物を？」
セ「まぁ、そのことは…主人と積もる話もおありでしょう。すぐに晩餐の用意を致しますので…どうぞ中庭へ」
本来客人をもてなすのは食堂が当たり前だが、中庭へというｾﾊﾞｽﾁｬﾝにｸﾗｳｽはきょとんと首を傾げる
ク「中庭？」
セ「この度のご苦労に見合うもてなしを主人から申しつかっております。お気に召して頂ければ幸いです」
ギィィと中庭への扉が開いた
セ「どうぞ おくつろぎ下さい」
そこには…
日本の和を強調するように素晴らしい石庭が広がっていた
ク「おお…！素晴らしい！！だからAちゃんは着物を着ていたのだな！」
セ「はい、日本に伝わる石庭と申します」
「クラウス様お茶のご用意ができてますので、あちらへどうぞ」
Aがクラウス様をテーブルに誘導しイスを引いてセバスチャンに言われたようにクラウス様のすぐ側に立った
「失礼しますね」
そこでクラウス様の視線に気づいたAはニコッと微笑みかけるように笑った
ク「っ/////すまんな。いっ、いやしかし この分だと晩餐も楽しみだなぁ〜」
セ「(チッ……)」
そのすぐ近くではセバスチャンが嫉妬心むき出しでこちらを睨んでいた
フ「すっ、すごいですAさん！普段見せない丁寧差だね！それにとっても綺麗！！」
セ「おっ…おい見てみろよセバスチャン…ものすごい怒ってるように見えるんだが……」
メ「嫉妬が丸見えですだ〜…」
「「あぁ…」」
納得したように使用人三人がうなづいた
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年6月27日 16時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になります。応援してます！！ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
ともも - 面白い設定ですね！主人公可愛いしセバスチャンも！更新頑張ってください！続き楽しみです！ (2015年11月4日 12時) (レス) id: c0d4660164 (このIDを非表示/違反報告)
K.H - セバスチャンと夢主の今後が気になります！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！！！ (2015年8月7日 16時) (レス) id: fc4a2573d0 (このIDを非表示/違反報告)
む - 更新がんばってください！まってます！ (2015年8月6日 8時) (レス) id: e3c55f13e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありさん | 作成日時：2014年8月20日 0時
