検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:16,849 hit

蘇る炎 ページ35

昨夜の事は、蜜璃さんと竈門君にしか知られていない。

言わないで欲しいと頼んだからだ。

勿論、驚かれた。

私も驚いているさ。

けど……自信がついた。

私なら大丈夫。

師匠に認めてもらったんだから。









私は風柱さんの屋敷にいる。

稽古を受けに来た。

すると、周りに囲まれていた柵を破壊して誰かが飛んできた。


『あ、あの……。大丈夫ですか。』


隊士だ。

近付いて声をかける。

失神してる……。


「オィ……。」


砂埃の中から人影が現れた。

見たことあるシルエットだぞ……。


「テメェ、そこ退けや。」

『お断りします。』

「ァア?!」

『どんなに怒ったって嫌です。』

「テメェ、良い度胸してんじゃねェか。」


私は思った。

怖いとか思わせようとしてるなこの人。

一ミリも怖くないですけど。


『私は喧嘩しに来たのではありません。そういわれても困ります。それに、私に関わらないで下さい。私が何しようが、私の自由ですよね?この隊士を助けようが助けまいが。』

「此方は、稽古中何だよォ。部外者は引っ込んでろ!」


私に向かって拳をぶつけてくる。


『部外者ではありません。私も鬼殺隊の一人です。』


拳を受け止め、蹴りで彼を吹き飛ばす。

縁側にぶつかる前に、彼は止まった。

流石にこれじゃあ、倒せないか……。

いゃ、倒しちゃいけないけども……。


「テメェ……!!!ぶっ殺してやる……!!!」

『殺人を犯そうとするのはどうかと思いますが……。貴方は、一回冷静………っ……!!!』


砂埃で良く見えなかった。

ギリギリで避けれのが良かった。

私の中で、何かが切れた。


『良い加減にしてくれませんか……?』

「アァ?!っ……!!!」

『良い加減にしろって、言ってるんだよ。』




怒りの頂点にいた。

→→←色々整理



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
117人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アリサ | 作成日時:2019年9月7日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。