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「え……。」
一部始終を話し終えたら、この顔だ。
何だろう、この怒ったって言うか……落ち込んでいると言うか……。
あ……一応、出会ったのが鬼と言うことは伏せているけど……。
「それ、告白だよね?!ね?!」
『た、多分……?』
「何処の誰だよ!?Aちゃんを奪おうとしてるのは!?!?」
教えられない……。
これだと、彼が殺されてしまう……!!
てかなんで、善逸君こんなに必死なの……?
『と、取り合えず……着いたから私は、しのぶさんに会ってくるね……!!』
ちょっと、彼とは一旦別れようとしのぶさんの所へ急いで向かう。
彼女に会うと、診察をしてくれた。
「全て異常無しですね。大丈夫ですよ。ただ……何故急に目が見えるようになったんでしょうね……?」
『さぁ……?私もよく分からないんですよ。』
実際の所、彼にああ言われたから見えるようになったとは限らない。
「それでは取り合えず、今の状態のAさんの力を見てみましょう。」
『?』
、
、
、
「力は衰えていないようですね……。普通の任務に戻れますね。」
『分かりました……。』
「心配なら、柱稽古に参加してはどうですか?柱の人が、他の柱の稽古に参加するのもあれだと思いますが……。力試しに良かったらですが。」
ほほう。
柱の皆さんの稽古を受けられると……。
師匠の厳しい稽古を受けたからきっと……!
見返してやるんだから!!!!
『私!柱稽古やって来ます!!そしたら私……!!』
全て終えた時、私は自信満々に言える気がするんだ。
炎柱だと言うことを。
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作者名:アリサ | 作成日時:2019年9月7日 19時