世界が捻じ曲がり過ぎている件 (ページ12)

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『ようこそ！俺らの寮へ！』

そんな声と共に歓迎して下さる皆様…｡
またぶっ倒れそうになるのを必死で堪える｡

深澤「今日は八乙女くん､山田､舘さん､康二と
うちの料理班が腕によりを掛けてくれました！
是非味わってね､食べてもらって」

そう笑う深澤さん｡嗚呼…

「これがリアコか…」

ダメだ､心の声が漏れる｡

通された席は誕生日席｡
反対側に薮さん､
右手に知念さん､左手に阿部さん｡

薮「乾杯の前に知ってるとは思うけど
自己紹介しちゃおうか｡
薮宏太､3年｡寮長やってます」

高木「高木雄也です｡3年｡よろしくね」

伊野尾「伊野尾慧､3年｡
女の子来てくれて嬉しいわ〜」

伊野尾さん､…はあんま近づかない方が良さそう｡

八乙女「八乙女光です｡
料理､口に合うといいんだけど…｡あ､3年だよ」

有岡「有岡大貴､3年です｡よろしく！」

山田「山田涼介です｡2年｡
今日はデザート担当しました｡」

中島「ちょっとヤマここで人見知りしてたら
知念ちゃん以降の皆が困るでしょ」

山田「うるせぇ緊張してんだよ…」

中島「中島裕翔です｡2年だよ､よろしくね？」

「あ､はい」

お口の悪い山田さん見れた､嬉しい…｡

知念「ちょっと､僕も忘れないで｡
知念侑李､2年｡分からないことがあれば聞いて」

一番人見知りだろうに､
そんな風に声を掛けてくれて…｡

ただのファンには勿体ないお言葉だな､

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