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2人がわたわたして暫く｡
「ご､ごめ…大丈夫だから」
グリム「大丈夫って量じゃないんだゾ…」
扉を叩く音が聞こえた｡
岩本「入るぞ｡様子は…ラウール」
顔を覗かせたのは岩本さんで｡
私達がいるのは私の部屋だそうで､
運んでくれたのも岩本さんとの事だった｡
「あ､ラウールくんは悪くないです｡
何だか安心してしまって｡
それとお手を煩わせてしまってごめんなさい」
岩本「まぁいい筋トレにはなったから｡
俺らはHey!Say!JUMPのみんなも､メンバーも
いたから何とかやって来れたけど､
一人でここに来たんだもんな｡無理もないよ」
大きな手が頭に触れる｡
ラウール「パパずるい､僕もやる〜」
ラウールくんの手も私の髪に触れたところで
岩本「さて､飯にしよう｡今日はうちの料理班
総出でめちゃくちゃ張り切ってたから
きっと美味いよ｡皆で食おう」
グリム「ツナ缶もあるんだゾ？」
岩本「ツナ缶よりも美味いよ､きっと｡立てる？」
「はい､大丈夫です｡うぉ…っ､」
言った傍から身体がグラついた｡
ラウール「おっと｡僕の手握ってね〜
よし､行こっ？」
このエスコートのスマートさよ…｡
本当に17歳か？君
私の部屋は2階らしい｡
階段を降りて､先程入った談話室を抜ける｡
色んな料理の匂いがする｡
グリム「ふなぁ〜…いい匂いなんだゾ…」
ラウール「僕もよくこの辺りでお腹空く…」
岩本「まぁ美味いもの尽くしだからな､」
食堂のプレートが下がった扉の前､
岩本さんがドアを開けてくれた｡
そこには
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作者名：yuiri | 作成日時：2020年8月8日 22時
