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(Side N)
テーブルにコーヒーが運ばれてくると、白いカップから湯気が立ち上る。
大野「パンも美味しいよ？いらないの？」
コーヒーが来る前からパンを頬張っていた大野さんが言う。
二宮「うん。
ふふ(笑)幸せそうに食べるね(笑)」
大野「将来の夢はパン屋だから。」
二宮「さっき聞いたって(笑)」
二宮「大野さん……。
こうなるって……わかってたの？」
大野「俺さ、ずーーーっと翔ちゃんの傍にいるんだよね。
昔も、今も。
だから、今の翔ちゃんがニノのためにどうするかは、だいたいわかってた。」
二宮「……大野さんて不思議な人……。
初めて会ったときから不思議だらけだった。」
大野「ふふ(笑)そう？
俺は、元々記憶があったから。
ニノのことも相葉くんのことも知ってた。
だから、二人に会えた時は嬉しかったな。」
二宮「翔ちゃんが何も覚えてなくて、寂しくないの？」
大野「全然。
俺は単純に翔ちゃんが笑って生きててくれればそれでいいから。
ふふ(笑)ニノもね。
みんなが笑っていてくれたらそれでいい。
だから寂しくなんかないよ？」
二宮 「すごいね……。
俺はそんな風に強くなれなかった……。
記憶があることも
過去と同じように不幸をもたらせるんじゃないかって思うことも
全てが恐怖だった。」
大野「だから、翔ちゃんと出会ったんじゃない？
心の支えになってたでしょ？
それに
大切な人の命を奪った人が
今度は命を救ったって、すごい運命じゃない？
過去と今は違うんだよ。
繰り返したりなんかしない。
ニノが翔ちゃんと出会えて良かったって思うことが
きっと過去の翔ちゃんの報いにもなってる。
今は少し、翔ちゃんにとっては辛いかもしれないけど
でも大丈夫だから。
ちゃんと笑って連れて帰ってくるから。
だからニノは何も心配しないでいいよ。
まっすぐ相葉くんだけ見てあげて？」
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ありす(プロフ) - ジャムさん» お久しぶりです(≧∇≦)お元気かしらと気になっておりました！！またコメントしてくれてありがとうございます(*^^*)お山、出てきましたね( ´艸｀)前世、私もこれを書いたおかげで、自分は何だったんだろう？て時々思っちゃいます(笑) (2015年10月17日 2時) (
レス) id: f9e479aa77 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 雪架さん» コメントありがとうございます(*^^*)感想をいただけるととっても嬉しいんです(//∇//)約束って相手が覚えているだけで嬉しいものですよね。この二人の約束はずっと心に残っていたので、今回果たせて私も嬉しい＆満足です(笑)7章もよろしくお願いします(о´∀`о) (2015年10月17日 2時) (レス) id: f9e479aa77 (このIDを非表示/違反報告)
ジャム(プロフ) - いいいいいいいいいい！やっと読めました！！！！本当に幸せですね。わたしの大好きなお山も恵めたことですしね((( それはさておき、この小説を読むと、私も前世を気づかずに生きてるのかなって思っちゃいます！小説みたいな事があったらすごくロマンチックですよね！ (2015年10月17日 2時) (レス) id: 0f315f0b70 (このIDを非表示/違反報告)
雪架(プロフ) - お邪魔いたします、ずっと楽しませていただいていたのですが、我慢できず失礼いたします。約束が果たされるって、小さなことでも嬉しいのに、こんな陽の目に当たる素敵な形で…彼らはきっと幸せですね♪7章も追いかけさせてください。 (2015年10月15日 10時) (レス) id: dfc0dc1d1e (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - ケイ♪さん» コメントありがとうございます(*^^*)両想いのにのあいを書くのが楽しい今日この頃です( ´艸｀)おさまりきらずの経験ありますか！自分では全然おさめる予定だったんですけど、あれもこれもと書いてたら(;^_^A 次こそは最終章！頑張ります♪ (2015年10月14日 8時) (レス) id: f9e479aa77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす
| 作成日時：2015年8月4日 17時
