僕の幸せは君の幸せ【凸凹】

2話 安田side ページ3

必要な物を買いに外に出る



外に出るのは月に数回程度。



家にいる時もカーテンは開けてるけど



光が苦手やから日陰におるから。



やから外出る時は必ずフードを被る。



そうすると周りの人達が冷たい目で見てくる



慣れたで？



どうせ貴方達の普通に押し付けられるのはうんざり



自分は自分でいい。



そう思いながら下を向いて歩いてると、



そこまで人のいない道にも関わらず誰かにぶつかってしまう



ﾄﾞﾝｯ



｢わっ、ごめんなさい！！大丈夫ですか！？｣



そこまで強く当たって無いけど、



ちゃんとご飯を食べないおかげで細くなった僕の体には


強すぎる衝撃で、思いっきり後ろに跳ね返ってしまった。

3話 大倉side→←1話 安田side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す