6/30* ページ34
*
[太輔side]
藤「タダイマ〜〜(小声)」
日付変わる直前に帰宅。
リビングの電気が消えてたから小声で。
---ガチャ
愛しの彼女が眠っているであろう寝室へ。
藤「フフッ ただいま。」
チュッ
「ンゥ……たぃ………?」
藤「あ、ごめん。起こしちゃった?」
「んーん。だいじょうぶ。おかえり。」
藤「ただいま。お風呂入ってくるね?」
「じゃあわたしもおきる」
藤「寝てていいよ?」
「おきる」
藤「一緒に入る?(笑)」
「んー はいる」
あれま。
冗談だったのに(笑)
藤「でもAはいったでしょ?」
「ん。」
藤「入るの?」
「おゆだけ。ダメ?」
眠いからトロンってしてる目で見上げてくるAには一生勝てないなって思う(笑)
藤「フフッ じゃあ入ろっか。一緒に。」
「だっこ」
藤「甘えんぼさんだね?今日は」
「ンフフ」
甘えんぼな彼女を正面から抱き上げ風呂場に連れてく。
藤「パジャマとってくるから先入ってて?」
「は〜い」
脱がしてあげようかと思ったら
眠気が無くなってきたらしく
ヤダって言われちゃったので恥ずかしくなって
やっぱり入らないって言われる前に先に入らせてあげる(笑)
---ガチャ
藤「入るよ〜?
って、何でタオル巻いてるのさ〜」
「へへっ」
藤「も〜〜〜」
浴槽に顎をのせ可愛らしく笑うA。
「フフッ」
髪を洗ってる俺を見ながら何故か笑うA。
藤「な〜に?」
「なんでもな〜い♪
今日皆と一緒だったの〜?」
藤「うん。一緒だった。なんで?」
「太輔楽しそうな顔してたから〜〜♪」
藤「えー?Aとお風呂入ってるからだよ〜〜」
「フフッ ねえ、6月終わっちゃうね〜〜」
藤「そうだな。
夏どっか出かけられるかな。」
「サーフィン行きたいね」
藤「Aやらないじゃん(笑)」
「太輔がやってるところ見たいの〜」
藤「じゃあ行くかぁ(笑)」
「フフッ」
会話が終わったと思ったら
今度はカラダを洗ってる時にずーっと顔を見てくるA。
藤「今度はどうした?(笑)
そんなに見られると洗いにくいし
我慢できなくなりますが?(笑)」
「かっこいいね〜〜」
藤「ん?(笑)」
「太輔かっこいいなって思ってみてたの〜♪」
なんだよ。可愛いなコイツ。
***
18人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ありぴろ* | 作成日時:2019年6月9日 0時