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「……グスッ」
藤「泣くなよ〜〜」
「ン……グスッ…たいだって…グスッ……泣いてる…」
藤「え……ホントだ」
目が潤んでたのはさっきのAからの手紙かと思ったら、
泣いてしまっていたみたい。
自分で手紙読みながら泣くとか恥ずかし。
「グスッ……太輔.グスッ……ありがとう//」
藤「こちらこそ。ありがとう。」
「グスッ……あと おめでとうグスッ」
藤「ありがとう。
フフッ いつまで泣いてんの〜
ほらおいで。」
涙が止まらない様子の可愛いAを抱き上げ
向かい合うように膝の上に乗せて
愛情いっぱい抱きしめる。
ヤバイ……めちゃめちゃ幸せ
藤「A、俺についてきてくれる?」
涙で頬にひっついてしまっている髪の毛を耳にかけながらそう聞くと
擽ったそうに笑った。
「……もちろん//
ずっと太輔と一緒にいる// ヘヘッ」
ウルウルな目で可愛いお返事をしてくれたと思ったら
笑いながら俺の胸に顔を埋めて抱きついているA。
ン〜〜〜〜って言いながら顔グリグリして甘えてくる。
「フフッ 太輔?」
藤「どうしました??」
「フフッ ぎゅーー」
突然顔を上げ名前を呼ばれたと思ったら
今度は細い腕が俺の首に巻きついてきて
ぎゅーー って(笑)言いながら抱きついてきた。
藤「フフッ どうした?(笑)」
「なんでもな〜〜い フフッ」
藤「なんだよ〜〜(笑)」
「ケーキは今日の夜ね?」
藤「わかったよ〜」
「夜ご飯は食べに行こうね?」
藤「朝と昼は?」
「フレンチトースト。」
藤「だけ?」
「だって今日お休みでしょ?」
あーなるほどね(笑)
たいぴ理解致しました〜〜〜
藤「お昼まで一緒に寝るってことで宜しいですか?Aさん?」
「……知らない//」
藤「知らないの?(笑)」
「知らないもん//」
藤「じゃあ俺と昼まで寝てくれる?」
「……いいよ//」
藤「フフッ じゃあこのままベッドにお連れして宜しいですか?お姫様?」
「お、おひめ……///」
藤「もういい?
可愛すぎて愛が溢れそう
我慢できなそうなんですが?」
「……いっぱいにして?//」
藤「はい連れていきま〜〜す(笑)」
「キャ//」
誕生日は周りに感謝する日。
Aいつもありがとう。
これからもずっと宜しくね?
藤「クッ……ハァ……愛してるよ」
「ン…私も///」
fin*
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作者名:ありぴろ* | 作成日時:2019年6月9日 0時