太陽さんの気持ち

STORY20 ページ21

said.涼介





うん


久しぶりにフレンチトースト作ったけど



上出来だ





熱々のうちに食べてほしくて


大ちゃんのいる部屋に急いだ









.









山「はい、お待たせ〜、、、、ってどした？」


大「ん？あー笑笑大丈夫大丈夫笑


おっフレンチトースト？朝から豪華だー幸せだな」




山「そっか……はいどーぞ笑」




大「いただきまーす！」






足が上がってる状態だから


直角には座れてないけど


ベッドの壁に寄りかけながら


フレンチトーストを頬張る大ちゃん









それを見て俺も幸せな気持ちになった








大「ん〜〜んまっ！！」







さっき、



なぜか涙を流していた大ちゃんがいた



けど、聞かないとこにした




理由を聞きたいけど



このおいしそうに食べてくれる大ちゃんを


また悲しい顔にさせたくない









大「ん〜おいしかった！ごちそうさま！」


山「ふふっ笑お粗末さまでした


飲み物いる？？一応ここにペットボトル置いとくね


この皿洗ってくるわ」





そう言い、部屋を出ようとすると


大ちゃんがか細い声で言った





大「ありがとな、ほんと」









.









山「なんだよ笑笑ちょっときもいぞ笑」





大「おい笑笑


けど、山田といたらなんか病院行かなくても


治るきがしてさ」





大ちゃんの方を向くと



泣きそうな顔で自分の足を見ていた





山「大ちゃん……」




大「いや、な！今、全然足痛くないから、

山田のおかげかな〜って、思ってさ！」



えへへっとさっきの顔とは逆に


無理やり作った笑顔で俺を見ていた









.

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