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らいか
私はこの春大学生になり、念願の一人暮らしを実現させた。
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大学から少し離れた住宅街にある小さな図書館。
昔から人が少ないところが好きだった私のお気に入りの場所になった。
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私が初めてその図書館を訪れた日のこと。
奥にあるフリースペースを見つけたものの、
大学の近くとあり混雑していた。
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人が少ないと思ったけど、多かったか。
仕方なく目に止まった1つ空いてる席へ向かう。
しかし、そこは2人で座る席。
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隣の人と相席になるな…
そう思いながらも仕方なくその席へ向かう。
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らいか「あの、ここ、いいですか?」
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隣の男の人に声を掛ける。
しかし返事はない。
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らいか「あの!」
少し大きな声を出すと、周りの人からの視線を浴びる。
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隣の人「いいけど」
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ぼそっと呟いた。
なんだか感じか悪い。
しかしこれが2人の出会いだった。
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作者名:らいか | 作者ホームページ:http://raika
作成日時:2019年6月3日 18時