センラ37 ページ40
給湯室に鍵はかからないけど、
今時誰も使わないからここは穴場だ。
念のためドアが開かないように、もたれかかる。
頑張って書いた企画書にケチつけられて
…もう涙すら出ないわ。
自分が仕事できる方だとはもちろん思ってない。
でも自分なりに工夫して出したものに欠陥がある
なんて言われてやり直させられて、
しまいには残業命じられて。
でも仕事は辞められなくて…
はぁ…戻って仕事片付けるか。
ーーーーーーーーーーーー
カタカタカタカタ…
男「なぁ、藤崎さん仕事の勢いヤバくね？」
男2「なんか負のオーラが漂ってるぞ…！」
全部聞こえてますけど。
まぁ、このペースでやってても
仕事終わんないんだけどね。
でもなるべく早く帰れるように、
できる限り残りの仕事を終わらせる。
ーーーーーーーーーーーー
節電のため、
電気は私の上にだけについていて
薄暗い社内でひたすら企画を考える。
「んー…！」
一度大きく伸びをすると、
ぽすっ
手が何かに当たる
すると頭上から聞き覚えのある声が。
セ「あ、バレてもーた。」
当たったのはセンラさんだった。
「センラさん…！？もう定時で帰ったんじゃ…」
セ「そーなんやけど…差し入れ？」
目の前にコンビニの袋が下げられる。
「…紙ですか…！！」
セ「字、間違えてるで。」
…私の好きなものばっかり
「なんで私の好きなもの知って…」
セ「そんなん…たまたまや！黙って食え！」
センラさんの耳が赤い
友達とかにわざわざ聞き回ってくれたのかな…
なんて、そんなわけないか。
セ《すみません、
藤崎さんの好きな食べ物とかって何ですかね？》
友《あー、あの子は…》
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乃々夏(プロフ) - AM5:00から、悶絶させていただきました！！！ありがとうございます(？)！！！ (2020年10月27日 5時) (
レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
ぬー@センラー - めっちゃ面白いです！ (2019年9月23日 19時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください！ (2019年1月23日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
みずにょん＠センラー - コメント失礼します！続きがとても気になります！更新頑張ってください(^o^) (2018年8月28日 20時) (レス) id: 5d6e490351 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒｕｒｉ＊-志麻リス- - はじめまして！とっても面白くて宿題が進みませんでした笑 これからも頑張って下さい！！ (2018年8月23日 23時) (レス) id: 8351ee7944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらね | 作成日時：2018年7月14日 22時
