モテない有岡警備員さん。

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それから、付き合ってしばらくした。








「大貴くん」






私が下の名前で呼ぶのは付き合っていたけど初めて。







「！//カレカノになったら呼ぼうって言ってたけど、いざ呼ばれると結構恥ずかしいかも…//」








そう言うと大貴くんは少し顔を赤くして手の甲を私に見せて口をおさえて目を逸らした。









「…おねだりしてもいい？」









大「何？」









「ぎゅってして？」









大「！」








大貴くんはびっくりした顔をしたけどすぐいつもの優しい笑顔に戻って。









私を優しく抱きしめてから唇を重ねてきた。









何回か大貴くんとキスはしたことあるけど、まだ恥ずかしくて、なかなか慣れなくて…。









また、顔が赤くなってしまう。









「ふふっ、大貴くん」









大「何？A」









「！好き…//」









大「ふふっ、顔まっか。かわいい」







大「俺も好き。でもAより俺の方が絶対Aのこと好き！」









「ふふっ//」









私が微笑むと、大貴くんは覚悟を決めたような顔をした。

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