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颯side



結局、書類仕事は全部塗の傍で片付けた。


気がつけばもう朝で、HCUも少し明るくなる。


塗は変わらず眠っている。


颯「塗ー、朝だよ。おはよ」


声をかけてみてもいつもの唸り声は聞こえないし布団に潜り込んだりもしない。


おはよって、ぽやぽやした顔で言ってよ。


欠伸しながらご飯の準備しに動き出してよ。


颯「寝坊助め、なんてね……」


徹夜で仮眠もとってなかったから少し眠い。


灰「名取先生、おはよう。
夜勤お疲れ様……って、えっと、
昨日搬送された患者さん?
え、ここで仕事してたの?
ちゃんと仮眠とった?」


少しぼーっとした頭に響いた声。



心配性だなぁ。


頭が理解出来ないからとりあえず頷いとけ。


颯「あぁ」


灰「聞いてないでしょ?
……まあいいや、そろそろカンファレンスだから行こ」


颯「いってきます」


灰谷には聞こえないくらいの声で呟いて塗の元を離れた。


カンファレンスルームに行くまでにスマホをいじって大にぃと竜二にメッセージを送る。


朝ごはん、ちゃんと食べたか確認。


超不安。


すぐに着いた既読。


大にぃから笑顔で丸のサインを出すスタンプが送られてきた。


ほっとした時にはもうカンファレンスルームの前。


中に入って座る直前に了解のスタンプを送ってアプリを閉じた。

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名岡颯貴(プロフ) - ?さん» ありがとうございます!とっても励みになります!誠心誠意書かせていただきます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみに待ってます! (2020年7月1日 22時) (レス) id: 5ebe61a63e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名岡颯貴 | 作成日時:2020年6月28日 16時

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