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大「もちろん!全部欲しい!」
全力の笑顔で手を大きくビシッと上げた大にぃ。
うん、素直でよろしい!
竜「じゃあ、俺から!」
そう言って差し出した大きな袋。
大「ありがとー!嬉しい!」
袋を受け取るとガシッと抱き合った二人。
俺はポケットから素早くスマホを取り出して二人にレンズを向けた。
二人が離れると、今度は塗が大にぃに近づいた。
塗「これ、はい。おめでと。いつもありがと」
顔を真っ赤にして中くらいの袋を渡した。
大「ありがと!あー、もう!可愛いー!」
大にぃは飛びつく勢いで塗に抱きついた。
今日ばかりは塗も抵抗はしないのか。
やっぱりこっちも写真を撮った。
塗がもがいて大にぃから離れて照れている隙に俺も大にぃにプレゼントを渡す。
颯「はい、いつもありがとう。お誕生日、おめでとう」
年に一回、今日は素直にありがとうとおめでとうが言いたい。
母さん、父さん、大にぃはこんなに立派になったよ!
大「颯馬!ありがと!颯馬もいつもありがとうね!」
動きは大きいけど優しくぎゅっとしてくれる大にぃの腕の中は昔からお気に入りの場所。
いつもは俺だってお兄ちゃんだから甘えられないし、今日ぐらいって、実は楽しみにしてた。
そっと離れていく大にぃに名残惜しさも感じたけど、塗のケーキも楽しみで各々席に着いた。
全「いただきます!」
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名岡颯貴(プロフ) - ?さん» ありがとうございます!とっても励みになります!誠心誠意書かせていただきます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
? - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月1日 22時) (レス) id: 5ebe61a63e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名岡颯貴 | 作成日時:2020年6月28日 16時