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説明し出すと止まらない。
数学は答えが決まっているから楽しい。
人生よりもよっぽど楽だ。
竜「え?そうゆうことなの?すっごい簡単じゃん!」
颯「だろ?」
すっかり説明して楽しくなっていた俺はその存在をすっかり忘れていた。
大「あのー、颯馬さん……」
颯「どうし……」
掛けられた声に振り向くと、
大にぃの後ろにあったのはご飯、味噌汁、だし巻き玉子。
颯「それってさ、朝ご飯じゃない?」
大「ごめん!作れるので並べたらこうなっちゃった!」
手を合わせてごめんねポーズをとる大にぃは
可愛いから許せてしまう。
こんなに甘くていいのかとは思ってるけど、
しょうがないじゃん?
颯「……野菜炒め作るから手伝って」
大「はい……」
しょぼんとした大にぃを引き連れてキッチンに入ると、竜二が自分の部屋に入ろうと声をかけてきた。
竜「他の課題ちょっとやってくる」
颯「じゃあ出来たら呼ぶ」
竜「ありがと」
ちょうどその時風呂掃除を終えた塗がスマホをいじりながら帰ってきた。
塗「風呂掃除終わった」
颯「箸出しといて」
塗「ん」
スマホをしまうとキッチンの食器棚から箸を出す塗。
竜二にも料理教えないと、と大にぃを見ていて思った。
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名岡颯貴(プロフ) - ?さん» ありがとうございます!とっても励みになります!誠心誠意書かせていただきます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
? - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月1日 22時) (レス) id: 5ebe61a63e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:名岡颯貴 | 作成日時:2020年6月28日 16時