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有side
十五年前のあの日、多重事故が発生した。
そこに巻き込まれたなかには、息子たちからのプレゼントとして結婚二十周年記念の夫婦旅行を楽しんでいた二人がいた。
その二人は亡くなり、息子四人が残された。
四人はそれぞれ親戚に引き取られ、別々の人生を歩みながら、時間がある時だけ会うことが出来た。
そして、十三年前のこと。
大「もう一度、一緒に住もう？」
この言葉で十六歳の俺、十五歳の颯馬、八歳の塗、六歳の竜二の兄弟四人の暮らしが始まった。
今となっては安定した暮らし。
でも、あの頃は必死だった。
俺はアイドル、颯馬はバイト。
親戚からの援助もあってなんとか生活をしながら学費を稼ぐ日々。
俺もアイドルしながら高校生してたからバタバタだった。
寝る間も惜しんで勉強した甲斐があって、颯馬は奨学金で大学へ入って医学部へ進んだ。
今では救命医としての階段を上っている。
塗も高校を卒業して就職。
大学は行く意味を感じない、なんて言われた。
塗らしいし特に反対することなく了承した。
今は探偵斡旋所助手をやっている。
竜二もついこの間不動高校に入学した。
今はミステリー研究会に所属していて、楽しく生活している。
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名岡颯貴(プロフ) - ？さん» ありがとうございます！とっても励みになります！誠心誠意書かせていただきます！ (2020年7月1日 23時) (
レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 続き楽しみに待ってます！ (2020年7月1日 22時) (レス) id: 5ebe61a63e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名岡颯貴
| 作成日時：2020年6月28日 16時
