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伊野尾サイド。 ページ33
｢そーなんだ。｣
｢うん。だからまた来てよ。その時には大ちゃんも元気になってると思うからさ。｣
光の微笑みに俺も頷いて微笑んだ。
しかし、その笑みとは裏腹に俺の不安は募るばかりだった。
今日は大ちゃんに会えるだろうと毎週のように薮の家に行くけど必ず
｢ごめん、大ちゃんはさっき寝たばっかりなんだ。｣
その一点張りで進展がなく、月日が経っていった。
最初は純粋に大ちゃんは体調が良くないから良くなるまでそっとしておいた方がいいと思ってたけど、ここまで来るとそれが本当だとは思えなくなってしまう。
そして、俺のなかで1つの考えが思い浮かぶ。
｢大ちゃんは俺に会いたくない。俺のことを嫌ってる。｣
その考えに納得できた。俺は大ちゃんの1番の親友なのに、大ちゃんは俺のことを助けてくれたのに、俺は大ちゃんのSOSにも気づかなかった。何もしてあげられなかった。
だから、俺を大ちゃんは恨んでいる、
そんな考えが頭をいっぱいにした。
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カナやん大好き - 知念が部活で捻挫をしてしまう話が見たいです！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 636dc1adae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ストれも | 作成日時：2019年5月29日 17時
