。 ページ35
「宏太が珍しくお願いがあるって言うからなんだと思ったら、いきなり光と暮らしたいって言い出したんだ。」
これまで、薮がお父さんに直接お願いすることはなくこれが初めてのことだったらしい。
しかも、今までに無いくらい真剣な表情で。
それで、俺を引き取ってくれることになったらしい。
なんだ、いいお父さんじゃん。
「宏太!光!」
「「はい!」」
「すまない!2人と暮らしたいのはやまやまなんだが今から出張が入ってしまった!」
えぇー。ここでー?
「ということで2人にプレゼントを用意した!」
プレゼント??
「さっそく、見に行ってくれたまえ!」
え?見に行く?理解不能なんだけど。
「分かった!父さんも気をつけてね!」
いやいや。なんで、お前まで納得してるの?
呆れていると薮に腕を引っ張られて車に乗せられた。
執「着きました。」
そんな、執事さんの声で車を下りると
「なんじゃこりゃー!」
俺の目の前にあったものそれは新築の家だった。
驚きすぎて声が出ない中、またしても薮に腕を引かれて家の中に。
広いリビングのテーブルには一枚の置き手紙。
そこには
「どうだい?この家は気に入ってくれたかい?これから2人で健康に気をつけて楽しく暮らしてくれ!」
うわぁー。マジでこの家がプレゼントなんだ。
まあ、薮と2人で過ごすのも悪くない。
ぐう〜。
重なったお腹の音。
ふふっ。
重なる笑い声。
この幸せは今日何回目だろう。
103人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カナやん大好き - 知念が部活で捻挫をしてしまう話が見たいです! (2019年6月23日 8時) (レス) id: 636dc1adae (このIDを非表示/違反報告)
ウィス(プロフ) - よろしくお願いします!無理はしないで下さいね! (2019年5月3日 1時) (レス) id: 664ceba53b (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーレモンティー(プロフ) - ウィスさん、了解しました!ありがとうございます! (2019年5月2日 21時) (レス) id: 8e1d325c78 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリーレモンティー(プロフ) - ベロニカさん、こんにちは!いつも読んで下さりありがとうございます!リクエスト了解しました!嬉しいです!やぶひか、いいですよね! (2019年5月2日 21時) (レス) id: 8e1d325c78 (このIDを非表示/違反報告)
ウィス(プロフ) - ありがとうございます!もう1つはみんなで泊まりがけの旅行に行く話をお願いします!行き先とかはおまかせして大丈夫ですか? (2019年5月2日 20時) (レス) id: 664ceba53b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ストロベリーレモンティー | 作成日時:2019年2月21日 18時