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八乙女side
「俺、やっぱり無理だよ」
ふと、そんな思い出が蘇る。
昔からいろんな先輩に可愛がってもらえた、
Jrの頃なんてトップにいさせてもらえた。
そんな時Hey! Say! JUMPってグループに入れた。
嬉しかったけど、メンバーの子達は人気で年下の子が多くて。
ああもう、俺の番は終わりかなって。
中学生や高校生も多くて勉強も頑張ってたメンバーもいっぱいいた。
だからいつも呼び出されるのは俺。
昔からの真面目さがあってか、責任感もあった。
薮が行こうとしても「俺が行く」って。
自分で自分を疲れさせてたんだ。
最近そんな思い出が蘇る。
やっと大人になってきたメンバー達。
俺の思いに気づいてくれて感謝してくれるメンバー達。
ほんとに幸せだった。
楽しかった。
ずっと下り坂だった事が今からは上がり続けるんだって、
でもやっぱり不安は消えなくて。
最近よく夢をみる。
みんなに見放されて、番組も降ろされて。
俺なんかがこんなに良いグループにいていいの？なんて
そんな風に思うようになった。
そんな時、やっぱり1番に気づいてくれた薮。
でも素直になれなくて、「大丈夫だよ」って。
メンバーも薄々気づいてきて、俺はその空気から逃げるように立ち去った。
楽屋を出て、目指す場所もなくて、とりあえず歩く。
またあの思い出が蘇ってくる。
八乙女「っはぁ、っはぁ、っやめて、」
最近食べれてないせいかくらくらしてきて、壁に当たってずるずるとしゃがみこむ。
悔しくて悔しくて、壁をばんばん腕で叩く。
ばんばんばんばんばんばん
八乙女「っは、！っもう！っ、」
涙が止まらなくて、息もできなくて。
スタッフさんに言われた言葉が聴こえてくる、
「そんなんで君大丈夫なの？」
やっぱり俺なんかダメなんだって。
八乙女「っはふぅ、っひ、」
薮「光！」
薮side
どこまで行っても光は見つからなくて、俺は焦ってきた。
そんなことなかったから。
光はいつも全部壊れる寸前で教えてくれてたから。
その時曲がり角からばんばん壁を殴る音が聞こえてきた。
周りには俺以外居なくて、びっくりするほど大きな音で思わず身を屈めてしまう。
恐る恐るその曲がり角を見るとそこには光がいた。
その時、光が昔の事を蘇ってるって思った。
その時の様子と一緒だったから。
壊れる寸前の光に。
八乙女「っはぁ、っやめて！」
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ここも - あーちゃんさん» こちらこそです、、！もちろんです！よろしくお願いします！ (2020年3月17日 21時) (
レス) id: 3fb24712e9 (このIDを非表示/違反報告)
ここも - りーりんさん» 全然大丈夫です！！了解です！ありがとうございます！ (2020年3月17日 21時) (レス) id: 3fb24712e9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - リクエスト書いていただいてありがとうございます!!またリクエストさせていただいた際はよろしくお願いします！これからも楽しく読ませていただきます！ (2020年3月17日 18時) (レス) id: 4ea081dbc4 (このIDを非表示/違反報告)
りーりん - またまたリクエストいいですか？やまちね 親子で、知念くん(3)が、インフルで関節痛くてグズグズするのが見たいです！3回目のリクなので、断っていただいても構いません！ (2020年3月17日 16時) (レス) id: 264efb5b9d (このIDを非表示/違反報告)
ここも - めるんさん» 感想ありがとうりがとうございます、、！期待に応えてられて、うれしいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 3fb24712e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここも | 作者ホームページ：http://arioka
作成日時：2020年3月12日 12時
