伊野尾会長！ふざけないでください！

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委員会だー。




先輩 ｢加藤さんこれ！｣



｢わかりました！｣




はい、ここさえ乗り切ればもう大丈夫だよ！




頑張ろ...





えーっと、この本は...




げ、会長のいるとこの近くじゃん。




これ借りたヤツ恨むわ←





ここ、だな。





本を入れようとした、その時...









慧 ｢あれ、りんごちゃん？｣





ｶﾞｻﾞｯ






衝撃で本落としたなう。





さっと拾ってしまって逃げる！





その瞬間手首が掴まれる。





慧 ｢ねぇ、待って。最近俺のこと避けてるよね｣




｢だったら何ですか...｣




慧 ｢避けないでよ。｣





そう言って抱きしめられ...



！？





待って、、心臓破裂しそうだよ...




慧 ｢最近迷子にならないのは成長したね｣




｢何様ですか。｣




慧 ｢冷たい〜！でもね、避けるのはだめ。｣




｢なんでですか...｣









慧 ｢だって寂しいじゃん｣





そんな、期待させるようなこと言わないで...





慧 ｢ねぇ、こっち向いてよ。｣




ｸｲｯ



顎をもって上を向かされる




あ、いわゆるアゴクイ...




かーらーのー




ﾁｭｯ




｢！？ん...///｣




な、なが、く、ない、？




慧 ｢やっぱかわいーね♡｣




｢やめて、ください！｣




慧 ｢え、やだ。りんごちゃんかわいーもん｣




｢テキトーなこと言わないでください！私仕事戻るんで離してくださいっ！｣




慧 ｢テキトーじゃないんだけど...。プレゼントありがと♡｣




は？



あ、今日誕生日か...



｢あ、あの！お誕生日おめでとうございますっ！｣




伊野尾会長は少し驚いたような顔をしたけど、



すぐ笑顔で



慧 ｢ありがと、りんごちゃんもおめでとう｣




え、



なんで、




慧 ｢じゃ、またね♪｣





なんで、なんで



私の誕生日知ってるの？




どうして。








胸がきゅーっとしめつけられた。

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