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Case of Yuri ページ14

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「ひかと○○とは順調?」


「あ、うん、、順調かな」





少し目が泳いだ後にニッコリ微笑んだ大貴。


大貴は、まぁ、、、最近はなんか、他の人とも親密そうにしてるの、何となく察してる。


僕には言ってくれないけど。


でも大貴がそう言うならそうなんだ。





「そう、まぁ、大貴がいいならいいけどさ」


「うん、俺、みんなのこと大好きだし、JUMPのマネージャーの仕事、すごく満足してるんだ」





それはきっと本心なのだろう。


でも、僕にだけはもっと本当のこと言ってくれたらいいのにって思うんだ。





「なら、良かったよ、僕達も大貴のことすごく好きなんだよ」


「そうなの?良かった、○○くんにそう言われると、なんか元気出る。」


「僕も元気でるよ、はい、ちゅー」


「んっ」


「大貴、今日は僕の家においで」


「え、いいのー?やった!」





大貴は変わったと思う。


前の少し臆病で、でも負けず嫌いで頑張り屋な大貴も可愛かったけど、今の大貴も好き。


今は、どこまでも流されやすくて都合が良くてみんなに色んな意味で甘やかされてる。


それでも、やった、と言ってにっこり笑ったその顔は前となんにも変わらなくて、やっぱり、好きだなって思う。





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作者名:ありるん | 作成日時:2021年9月16日 23時

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