検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:11,548 hit

・※ ページ13

.





「、、、え?」


「さっき何でもしますって言ってたでしょ?」


「、、、、う、、、うそでしょ、、」





何とか冗談に持っていこうと無理に口角を上げて笑いかけてくる。





「うそじゃないよ、」





細い腕を掴んで無理やり立たせると、


有 岡さんの瞳が大きく揺れた。





「下着もだよ、ほら」





少し苛立ちを含んだ声で言うと有 岡さんは怯えるように肩を震わせてからゆっくり下着を脱いだ。





有 岡さんのはあろうこと、首を擡げていた。





「あれ?なに?半勃ちじゃん?」


「や、、、やだ、、見ないで」


「隠さないでよ、」





まじまじと全身を見ながら頬から首筋、肩、胸を指でなぞるとビクビクと震える有 岡さん。


耳元でわざと溜息をつくとまたビクンと震えて、腕に鳥肌が立った。





「有 岡さん、俺の前で、1人でシテ見せて」





涙目の有 岡さんと目が合うと、溜まっていた涙がついに一筋零れた。


そこに優しくキスをしてから自分だけソファに座ると、有 岡さんは右手で自分のを扱き始めた。





結局俺は偽善者だった。


○○さんの味方みたいなフリして近づいて、、、。



自分がしてる事が狡いのは分かってる。


でも今の俺にはこんな方法しか残ってない。





.

Case of Yuri→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ありるん | 作成日時:2021年9月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。