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「、、、え?」
「さっき何でもしますって言ってたでしょ?」
「、、、、う、、、うそでしょ、、」
何とか冗談に持っていこうと無理に口角を上げて笑いかけてくる。
「うそじゃないよ、」
細い腕を掴んで無理やり立たせると、
有 岡さんの瞳が大きく揺れた。
「下着もだよ、ほら」
少し苛立ちを含んだ声で言うと有 岡さんは怯えるように肩を震わせてからゆっくり下着を脱いだ。
有 岡さんのはあろうこと、首を擡げていた。
「あれ?なに?半勃ちじゃん?」
「や、、、やだ、、見ないで」
「隠さないでよ、」
まじまじと全身を見ながら頬から首筋、肩、胸を指でなぞるとビクビクと震える有 岡さん。
耳元でわざと溜息をつくとまたビクンと震えて、腕に鳥肌が立った。
「有 岡さん、俺の前で、1人でシテ見せて」
涙目の有 岡さんと目が合うと、溜まっていた涙がついに一筋零れた。
そこに優しくキスをしてから自分だけソファに座ると、有 岡さんは右手で自分のを扱き始めた。
結局俺は偽善者だった。
○○さんの味方みたいなフリして近づいて、、、。
自分がしてる事が狡いのは分かってる。
でも今の俺にはこんな方法しか残ってない。
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作者名:ありるん | 作成日時:2021年9月16日 23時