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勇気と変化3 ページ48

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休日。




俺はいつものように公園へ行き、

ランニングをはじめた。



球技大会が終わった後、

バスケの練習をすることはなくなったけど、


それからずっとその公園で

ランニングをするのを習慣にしていた。




「隼也く〜ん。」



1時間後、


Aが習い事終わりに、

ここに寄るのも習慣になっていた。




俺はランニングをやめて、Aの近くへいく。



ベンチに座り、水をごくごく飲んだ。




「はい。これ。」


Aは、俺に

昨日の文具屋の袋を手渡してきた。




「え?」



「プレゼント。」



袋をあけると、シャーペンが入っていた。



「ありがとう。





・・・・でも何で?」



「ほんの少しだけど、お礼。


4人お揃いなの。」



Aはそういって、


カバンから自分のシャーペンをとりだして、


色違いのをみせてくる。



「隼也くんは、赤。寿々歌はピンク、


玲音くんは、青で、私は黄緑。」





「・・・お揃い?


・・・・やだな、恥ずかしい。」



「そういうと思ったから、

すごくシンプルなものにしたんだよ。



・・・使ってくれないの?」



「・・・いや、ありがとう。


大事に使うよ。」


俺はそういって、ズボンのポケットにしまった。



「昨日、隼也くん、

ついてきてたでしょ(笑)」



「は?」



「私たちの後ろ(笑)



隼也くんは隠れてるつもりだったと思うけど、


思いきりわかってたよ。


私も寿々歌も。




だから、

わざと隼也くんの話をしたりしてね。」





「・・・・・・なんだよ。」


俺はベンチにもたれて、

タオルを顔にかけた。





ばれてたのか・・・・。


カッコ悪・・・。




「ありがとう。

心配してくれて。」




「・・・・・・・よかったな。」




「うん。


本当は、1週間くらい前から

できるような気がしてたんだけど、


いまひとつ勇気がでなくて。



お父さんもお母さんも、

昨日は大騒ぎだったけどね(笑)」



「そりゃそうだろ。」







「・・・・・・・・ねぇ。」


顔のタオルをとられ、

Aの方をむく。



「・・・・私の話、聞いてくれる?」



「ああ。何?」



Aは、

俺が戸惑うくらい、

じっと俺の目をみて、

口を一文字にして黙ってる。






話って・・・・・




まさか・・・。




「・・・無理すんなよ。」




「・・・話したいと思った時が、


話すときだと思うから・・・。」

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設定タグ:金子隼也 , 天てれ , 大天才てれびくん   
作品ジャンル:恋愛
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arinko(プロフ) - 珠さん» コメントありがとうございます(#^^#)頑張りま〜す。夏休み、今日から始まるとこもあるみたいですね。うらやましい♪珠さんも、忙しいのを乗り切って、”休み”を楽しみましょうね。応援ありがとうございます(*'ω'*)更新いっぱいしました! (2014年7月18日 22時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
- そうですね!そろそろ夏休みですね!夏期講習頑張ってください^_^私も宿題やなやらで頑張ります!更新も頑張ってください*\(^o^)/*応援してますo(^_^)o (2014年7月17日 22時) (レス) id: 2f7017536f (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 林檎さん» いえいえ。こちらこそ、いつも見てくださってありがとうございます(*'ω'*)♪また更新したので読んで下さいね。 (2014年7月13日 23時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 今日も更新ありがとうございます(〃〃) (2014年7月12日 21時) (レス) id: 09395e9f5c (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 珠さん» いつもコメントありがとうございます(*'ω'*)引き続き、楽しみながら読んで頂けるとうれしいです♪応援して下さる方がいるかと思うと、すごく頑張れます!私の宝です♪ありがとうございます★ (2014年7月11日 20時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:arinko | 作成日時:2014年6月26日 16時

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