サポート ６ ページ33
「僕たちだって、事実を知った以上、
協力するよ。
隼也と同じように、
サポートする人が増えた方が、
彼女だって安心するよ。
こういうことって、
周りの協力がすごく重要だから。
僕と、寿々歌だって、
Aの友達でしょ。」
玲音はそういって、
二度と口にだすなといった俺の言葉に
即反抗してきた。
「所詮、ネット情報だろ。
そんなもん、鵜呑みにするな。
幼馴染の俺が言ってる方を、聞いてくれよ。」
「やだよ。」
「は？」
「隼也は、黙ってくれとか、
口にだすなしか言ってない。
理由をはっきり言わないじゃないか。
まるで、Aちゃんを独占するみたいに。
隼也と僕たちの何が違うんだよ？
同じ立場だろ？
隼也は助けられて、
僕たちはダメな理由はなに？
わからないのにうなずけるわけないだろ？」
玲音の目は真剣だった。
Aを助けたい気持ちで溢れていた。
「誰だって、
知られたくない、
ふれてほしくないことが、ひとつはあるだろ。
俺とお前の違いは、
Aのそれを知ってるか、
知ってないかの違いだ。
玲音の彼女に対する気持ちはわかるけど、
だからって、
Aが知られたくないと思ってることを、
わざわざ探るのか？
玲音だって、自分の嫌なこと、
探られたくないだろ。
Aのことを思うなら、
今は見守るだけにしてくれよ。」
俺は、諭すように玲音に言った。
玲音は納得のいかない顔をする。
意外に玲音って、
強情だったんだな。
「・・・隼也に何と言われようと、
Aちゃんに対して恋愛感情のない隼也に、
守られるくらいなら、僕が・・・」
「お前の気持ちとか俺の気持ちとか、
どうだっていい！
独占？
そんなことじゃない。
浅いんだよ。
優先にするものが違う・・・。」
・・・・・・・。
気配を感じて、
その方向へ目を向けると、
寿々歌と、Aが２Ｆへあがってきてた。
「・・・今、ケンカしてたん？」
寿々歌が俺たちの言いあいの間に入ってきた。
「・・・別に。」
「・・・まぁ、いいけど、
次、隼也試合でしょ？
準備せんと。」
寿々歌はそういって、
俺を落ち着かせるように、
俺の肩を軽くたたいた。
階段を降りようとしたとき、
Aと目があったけど、
すぐ目をそらして、下へ降りた。
・・・聞こえてないよな・・・。
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arinko(プロフ) - 珠さん» コメントありがとうございます(#^^#)頑張りま〜す。夏休み、今日から始まるとこもあるみたいですね。うらやましい♪珠さんも、忙しいのを乗り切って、”休み”を楽しみましょうね。応援ありがとうございます(*'ω'*)更新いっぱいしました！ (2014年7月18日 22時) (
レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
珠 - そうですね！そろそろ夏休みですね！夏期講習頑張ってください^_^私も宿題やなやらで頑張ります！更新も頑張ってください*\(^o^)/*応援してますo(^_^)o (2014年7月17日 22時) (レス) id: 2f7017536f (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 林檎さん» いえいえ。こちらこそ、いつも見てくださってありがとうございます(*'ω'*)♪また更新したので読んで下さいね。 (2014年7月13日 23時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 今日も更新ありがとうございます(〃〃) (2014年7月12日 21時) (レス) id: 09395e9f5c (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 珠さん» いつもコメントありがとうございます(*'ω'*)引き続き、楽しみながら読んで頂けるとうれしいです♪応援して下さる方がいるかと思うと、すごく頑張れます！私の宝です♪ありがとうございます★ (2014年7月11日 20時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：arinko | 作成日時：2014年6月26日 16時
