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転校生 1 ページ2

朝練が終わって、教室へ戻ると、

クラスメイト達がざわついていた。





・・・・・ん?



俺の隣だった寿々歌が移動して、



隣が空いている。



俺は自分の席に座って、

カバンを机の横にかけた。



「隼也。

今日、転校生がくるんだって。」


玲音が俺の席にきて、言う。




転校生・・・。



この時期に珍しいな・・・・。




「だから、隣、空いてるのか。」



「・・・でも、

なんでウチと隼也の席を話して、

わざわざ間に入れたんやろ。」


寿々歌は、

自分の右隣の空いた机を眺めながら言った。



「隼也は学級委員長だし、

寿々歌は誰とでも仲良く話すから、

バランスとれるように離したんだよ。


きっと。


転校生が安心できるようにね。」


玲音がそういうと、

チャイムが鳴り、

それぞれの席についた。





「・・・・そっか・・・。」


寿々歌はボソっとつぶやいた。






先生と一緒に、

転校生が教室に入ってきた。




ショートカットの女子生徒。




「はじめまして。


白崎Aです。


よろしくおねがいします。」


頭を深々とさげる。




「白崎は、

男子に引けを取らないくらい、運動能力抜群だ。

数々の賞を受賞するほどだ。


救世主がきて、体育祭も楽しみだな。


みんな仲良く頼むな。」


先生はそういうと、

白崎を誘導して、

俺の隣の席に座らせた。




「金子、よろしく頼むな。


隣の席ついでに、

色々教えてやってくれ。」


先生はそれだけいうと、教壇の方へ戻って行く。





・・・・・ついでに、


面倒くさいこと頼むなよ・・・・。



「金子くん。はじめまして。


よろしくね。」



白崎はそういって、笑顔を見せてくる。



俺は少しだけ頭をさげた。

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設定タグ:金子隼也 , 天てれ , 大天才てれびくん   
作品ジャンル:恋愛
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arinko(プロフ) - 珠さん» コメントありがとうございます(#^^#)頑張りま〜す。夏休み、今日から始まるとこもあるみたいですね。うらやましい♪珠さんも、忙しいのを乗り切って、”休み”を楽しみましょうね。応援ありがとうございます(*'ω'*)更新いっぱいしました! (2014年7月18日 22時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
- そうですね!そろそろ夏休みですね!夏期講習頑張ってください^_^私も宿題やなやらで頑張ります!更新も頑張ってください*\(^o^)/*応援してますo(^_^)o (2014年7月17日 22時) (レス) id: 2f7017536f (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 林檎さん» いえいえ。こちらこそ、いつも見てくださってありがとうございます(*'ω'*)♪また更新したので読んで下さいね。 (2014年7月13日 23時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 今日も更新ありがとうございます(〃〃) (2014年7月12日 21時) (レス) id: 09395e9f5c (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 珠さん» いつもコメントありがとうございます(*'ω'*)引き続き、楽しみながら読んで頂けるとうれしいです♪応援して下さる方がいるかと思うと、すごく頑張れます!私の宝です♪ありがとうございます★ (2014年7月11日 20時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:arinko | 作成日時:2014年6月26日 16時

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