スクープ ページ32
--------------------
「膝の調子はどう？」
病室で、私の作ったお弁当を食べてる、
隼也に聞いた。
「うん。いいよ。
新しいメニューがまた増えてさ。
前までは、それが怖かったりしたんだけど、
・・・リハビリ仲間に喝入れられてから、
俺も負けてらんないなって。
なんか、やる気になった。」
「リハビリ仲間？」
「木村さんと、しゅん。」
隼也は全部食べ終えたお弁当箱を、
私に返した。
「木村さんは、おじいさんでさ。
もうかれこれ何年もリハビリしてるって。
治るかもしれない、治らないかもしれない。
でも、やらないよりマシだと思って、
頑張ってるって。
それ聞いたら、
たかが数カ月しかリハビリしない俺が、
情けないこと言ってちゃダメだな〜って。
それから、しゅんは、
中学生の男の子で、
俺と同じ”隼”っていうんだけどさ。
そのこもサッカーで、
俺と同じ怪我を追ってさ。
でも、成長期だから手術ができないらしくて、
装具だけで、リハビリしてる。
ハードな運動はできないし、
ずっと装具を付けていないと
いけないらしくてさ。
回復も、成人になって手術しないと
完治はしないかもしれない。
だけど、いつかはサッカーしたいから、
できるまで、リハビリ頑張るって。
俺、精神面、
おもいきり隼に負けてるよな(笑)
俺のプレーが好きだから、早く復活しろ！って
喝いれられた。(笑)
なんか、おじいさんと子供に、
めちゃくちゃ刺激受けてるよ。」
隼也は微笑みながらそういった。
「いいリハビリ仲間がいて、よかったね。」
私はそういって、濡れたタオルを隼也に手渡した。
隼也は顔を拭いたり、手を拭いたりした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
arinko(プロフ) - 林檎さん» お返事ありがとうございます★いつでも構いませんよ( *´艸｀)そのお気持ちが嬉しいです♪これからも頑張ります♪ (2014年6月19日 17時) (
レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - arinkoさんコメントありがとうございます(¶∀¶) 一応中学生なので、毎日は書けませんが書きたいと思っているのでよろしくお願いします♪ ＊林檎＊ (2014年6月19日 0時) (レス) id: 09395e9f5c (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます(*'ω'*)”毎日書いてもいいですか？”・・・・・・( ;∀;)うれしぃぃ〜〜。しつこいだなんてとんでもない！！私としては、コメントは最高の贈り物だと思ってるので、大歓迎です( *´艸｀)ありがとうございます♪♪ (2014年6月17日 23時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 最後まで、頑張ってください!! あの、この感想は毎日書いても、いいですか？？？ でも、やっぱり毎日だと少し、しつこいとか思われると嫌なので、１週間に二回くらいにしますね♪ 本当に面白いです!! これからも更新頑張ってください!! ＊林檎＊ (2014年6月17日 23時) (レス) id: 09395e9f5c (このIDを非表示/違反報告)
arinko(プロフ) - 林檎さん» 応援ありがとうございます(#^^#)最後まで楽しめるように頑張ります♪ (2014年6月17日 20時) (レス) id: ecd51cfc3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：arinko | 作成日時：2014年5月30日 23時
