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慎吾side




友里「ヨリ、戻さない?」



慎吾「それって、また付き合うってこと…?」



友里「そう」



慎吾「………ごめん、今付き合ってる人他にいるんだ」



友里「………」





だってAちゃんがいるし…







と思っていると、友里は立ち上がって、目の前に立つと、









唇を重ねてきた。









目をまるくしていると、友里は財布から万札の束を出すと、




友里「お金、置いとくからこれで払って。私、帰るね」




と言って出ていった。





友里が帰ったあとの1人の空間で、






「………………………」





何も言えずに佇んでいた。









帰るか…と、入り口に向かうと、見覚えのある女の人がいた。









「…………………Aちゃん」







『慎吾さん』





「……見てた?」




『………彼女、居たの?

それなのに…………それなのに……?

失礼過ぎるって………私にも、彼女さんにも…』






涙をほろほろと流すAちゃん。






「違う…あの人は、彼女じゃな……」






『じゃあなんでキスしてたの!?

今更違うとか言われても困るから!』





声を荒らげている。




目には大粒の涙。





泣くAちゃんの横に、女の人が来た。







「A、ほら、大丈夫…?」





『美香ぁ……』





「ちょっと、酷いですよ。Aを騙して。


彼女さんいらっしゃるのに


Aに手出すとか最低!」



『美香……やめて……もういい…』








「Aちゃん



あの人は、彼女じゃない。元彼女。」






そうは言ったが、Aちゃんは泣いている。







「Aちゃ…」






『慎吾さん』







「なに?」







『帰ってください。あと、別れましょう。』







「ちょっと…だからあの人は…」







『シーズン終わるまではちゃんとトレーナーとマネージャーの仕事はします。ほら、早く』

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紅葉蓮*私は私であるしかない(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう (2016年7月7日 22時) (携帯から) (レス) id: 5fe719242e (このIDを非表示/違反報告)
arinko0526(プロフ) - あいさん» ありがとうございます!頑張って更新していきますので、よろしくお願いします (2016年7月7日 7時) (レス) id: e1d2f09c2c (このIDを非表示/違反報告)
あい - 凄く面白いです!!これからも頑張ってください! (2016年7月7日 2時) (レス) id: 7b86375caa (このIDを非表示/違反報告)
arinko0526(プロフ) - すみかさん» ありがとうございます!分かりました、二人の関わりもっと入れていきます。貴重なご意見ありがとうございます (2016年7月6日 20時) (レス) id: e1d2f09c2c (このIDを非表示/違反報告)
すみか - 頑張ってください!もっと慎吾君と哲人君の関わりがほしいです (2016年7月6日 20時) (レス) id: e3380272d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ありんこ | 作成日時:2016年7月5日 22時

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