これまた、典型!なんちゃって神様!(笑)…うん? ページ4
夢の中で、目を覚ました(果たしてこれは目を覚ますと言っていいのだろうか?)Aは、その場所が何であるかがすぐに分かった。
その部屋は、忘れたくても忘れられない。何故ならその部屋は自分が死んだことを宣告された部屋だったから。
えー?もしかして、また、死んじゃったー?
しかし、それに反論する声が彼女の頭の中に響いた。
ちっげーよ!!!
何勝手に自分殺してんだ!!
それと同時にいきなり知らない男性が現れる。
ちょっとヤンキーぽかった。
あ、やっぱり?
そんな簡単に死ぬわけないよねー^_^
…とそこまで考えて、ふと、Aは思った。
ねぇ、悪いんだけどさぁ…"おじさん"…だあれ?
な!?
男はしばらく固まっていた。
ーーーーーーーー
数分後。
あまりにも暇だったので、ちょっとイタズラすることにした。
マジックペンを持ちまして、
お顔にお髭を足してみます。
ついでに鼻毛も描きましょう。
ほっぺにあかーいまあるをかいて
黒い涙を流してみれば。
間抜けなお顔の完成です!
なんてね。
一通りイタズラをして、出来栄えに感心していると、
その男はようやく復活した。
「うがあああああ!」
それは、突然過ぎた。
「キャーーーーー!!!!○×△☆♯♭●□▲★!!!!」
「それは、こっちのセリフだぁ!」
…うん、全く分からない
2人若干はぁはぁ言いながらしばらく睨み合う。
先に、復活したのはAだった。
「それでさぁー、あなたは本当に誰な訳??」
「俺は神様のパシリだ!!!」
男はそう言って得意げに胸を張る
…うん?今なんて?
え…パシリ…?
ヤンキーなのに??
「うんじゃ、時間ないから本題に入るぞー」
…え?待って?結構衝撃的なこと言ってた気がするんだけど…?
「それでだな」
あっ、これ全部スルーしちゃう感じすか??
…えぇ…
「それでだな!」
「はい!!」
こっわ!!?めっちゃガン飛ばされたんだけど!?
最低でもパシリがやる目ではなかった。
その間にも話は続く。
「A。お前が転生したのが元の世界とかなり似てるが全然違うってのは認識してるか?」
…?
首を傾げた私を見ながらその男は言い放つ。
「ここは、
アリスという名の特殊能力が存在する世界だ
お前は学園アリスの世界に転生したんだ。」
「…は?」
今度はこちらが固まる番だった。
全部スルーでカクカクシカジカ!ゼロナイン!!→←そして、ごちんと頭を打つまでお約束
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作者名:リリアン | 作成日時:2022年6月22日 23時