風月花 (ページ1)

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ジェノ「俺、結婚するんだ。」

いつものメンバーでの飲み会。私は通路側に座りながら友達の空いてるグラスを確認して注文をしている最中、告げられた言葉

ヘチャン「おいマジかよ。」

ロンジュン「普通こんな所で報告することじゃなくね？しかもその声のトーンで」

ジェノ「今がちょうどいいと思って(笑)」

店員『あのー、注文は…』

「、ああ、すいません。ビールを2つと水をお願いします」

かしこまりました。という店員に頭を下げてから目の前の枝豆を摘んで、ジェノの言葉とどんどん進む話に理解するのに必死だった

'' 結婚 ''その言葉は深く私にのしかかっている

ロンジュン「まあ一番最初はジェノだと思ってたから驚かないけどな。」

ヘチャン「ありえない。俺より先に結婚するなんて」

ロンジュン「彼女いねえくせにジェノを越せるわけねえだろ」

ヘチャン「あ〜、マジでうぜえ」

本気でへこんだのか机に項垂れるヘチャンに視線を向けるとそれに気付いたのかバチッと目が合う

「……なに。」

ヘチャン「まあ、Aが一番最後だろ」

「なにが？」

ヘチャン「結婚！お前彼氏いたことないもんな。好きになった男もろくな奴いなかったし」

…腹立つ。今その話する？まあヘチャンの言う通りで図星だから何も言い返せないんだけど

ジェノ「でも意外とAみたいな子が早かったりするんだよね」

ロンジュン「そうそう。意外とな」

ヘチャン「は？だとしてもこいつは例外だろ」

「おい。そろそろ黙れイヘチャン」

ジェミン「Aは俺が貰うから大丈夫だよ。それが一番安心でしょ」

「…」

ヘチャン「…やめろよ。お前らの結婚式とか想像するだけで鳥肌だわ。」

ジェミン「はいはい」

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