いつか…また

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風磨｢お前の家どっち？｣









A｢こっちかな｣









風磨｢バイトとかやってたっけ？｣








A｢やってるよ｣







風磨｢どこでやってんの？｣






A｢家の近くのスーパーだよ｣







風磨｢時給高いの？｣







A｢普通だけど、家近いからさ｣








風磨｢俺もバイトしなきゃな〜｣







A｢菊池くんしてないの？？｣







風磨｢まぁね〜｣









A｢がんばれーい｣









風磨｢はーーい笑｣









信号が赤になって止まって

それと同時に2人の会話も終わってしまって

お互い無言









信号が青になりわたって。









A｢あ、ここ曲がる｣









風磨｢ん｣









あれから会話はほとんどなくって




自分の家に着いてしまった









A｢家ここだから｣








風磨｢はい、荷物｣








A｢送ってくれてありがとうね｣








風磨｢おぅ｣









A｢じゃ、バイバイ｣









風磨｢じゃな｣









菊池くんは来た道を戻って行く背中を

見えなくなるまで見ていたら









風磨｢あ、なぁ｣









そう言って菊池くんはわたしの所に戻ってきて









A｢どーしたの？｣









風磨｢あんさ、風磨って呼んで？｣









A｢え、？｣









風磨｢んじゃあ、明日な｣









それだけ言ってまた行ってしまった…

なんだか引き止めたくなって








A｢ふ、、ふ、風磨!!!!｣









そう言ってチャリを止め振りえらずに
手を振ってグッてやって帰っていた。

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