【安室透】帝丹高校の高嶺の花に恋をした。２【赤井秀一】

花が五十六輪。 ページ17

Aside

ふぅ……もうそろそろかしら。

今は日曜の１０時前。←早いとか言わないで！！！

A｢来たわね……｣

ウィーン

安室｢ロゼ！乗ってください！｣


A｢えぇ。ありがと。｣

バタン

ロゼ呼びってことは……


ベルモット｢good morning.ロゼ？｣


やっぱり。


A｢一応、初めてましてね…ベルモット。｣


ベルモット｢あら、予想以上ね。｣


A｢なにがかしら？｣


ベルモット｢噂でも美人だとは聞いてたけど、まさかここまでだったとはね。｣

あら、そんな噂が？

A｢貴女こそ本当に綺麗ね。｣


ベルモット｢ありがとう。｣

そういえば、

A｢貴女、今日は赤井秀一に変装するんじゃなかった？｣

作戦ではそうなってたはず、なんだけど。

ベルモット｢駅でするわ。ずっと変装してるの暑苦しいし。｣


A｢なるほどね。｣


安室｢会話に入れないのですが……(苦笑)｣


ベルモット｢あら、ガールズトークに入りたいの？バーボン。｣


安室｢そういうわけでは……｣

ふふっ笑笑

A｢バーボンなら入れそうね笑｣


安室｢ロゼ、君の中での僕の印象はなんなんですか……｣


A｢そうねぇ、女子力MAXなイケメンかしら？｣


安室｢イケメン……/////｣

世間一般的に見てイケメンの部類よね？

ベルモット｢女子力MAXは気にしないのね。｣


A｢それは思ったわ。｣


安室｢むっ……/////

あ、着きましたよ！｣


A｢ほんとね。じゃあ、私とバーボンが先に行った方がいいのかしら？｣


ベルモット｢そうね。後でまた連絡するわ。｣


A｢えぇ、じゃあまた。｣


ベルモット｢See you later♪｣

バタン

A｢ふぅ……｣


安室｢それじゃ、僕らも行きましょうか。｣


A｢えぇ。｣


────────

A｢なかなか立派な列車じゃない？これでシェリーが逃げるってわけ？｣


安室｢みたいですね…｣

今は園子たちに極力会わないように出発時間ギリギリに乗車したところ。

ピロン

A｢ベルモットからだわ……私も乗車完了。また後でね？って。｣


安室｢そうですか。せっかくですし、中でも見て回ります？｣


A｢そうね。いいかも。｣

ちょっとは楽しまなきゃ。せっかく乗ったんだし、ね。

安室｢では、行きましょう。｣


A｢えぇ。｣

楽しみ。

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