【安室透】帝丹高校の高嶺の花に恋をした。２【赤井秀一】

花が四十五輪。 ページ2

安室side

無理やり頼み込んで皿洗いをさせてもらっているところです。

A｢すみません、手伝ってもらっちゃって…(苦笑)｣


安室｢いえ！僕がしたくてしたことですし！｣

今は僕が洗って彼女が拭いてくれている。

それも隣で。

新婚さんみたいだな…/////

A｢安室さん？手が止まってますよ？｣


安室｢あっ、すみません！｣


A｢こうやって誰かと家事するの久しぶりだから嬉しいです笑｣

ほんと可愛いなぁ…

安室｢僕はしたことないですね…Aさんが初めてです。｣


A｢なんかすみません…｣


安室｢なんでですか！？むしろ…………その、嬉しいです。｣

Aさんが初めてで。

でも、彼女も初めてだったらもっと嬉しかったのに。

A｢そうですか？私の父母、仕事で忙しくてアメリカでは知り合いと２人暮らししてたんです。その時にしてましたね。｣


彼女はやはり彼のことを大切に思ってるんだろうなぁ。

なら、聞いてしまおう。

安室｢僕は……｣


A｢はい？なんですか？｣


安室｢その彼に勝てますか？｣

なんてことを聞いてるんだ僕は……

安室｢今のことは忘れてくださA｢勝てるんじゃないですか？｣え……？｣

今、なんて……

A｢安室さんかっこいいですし、しゅ……えと、彼に全然劣ってないと思います。｣


安室｢ありがとうございます…/////｣

意味はよく分かってないんだろうけど。

彼女にそう思われてるのは嬉しいな。

A｢これで最後ですかね。ありがとうございました((ペコッ｣


安室｢いえいえ！楽しかったです！｣

本当に。この時間が続けばいいのに…

A｢なら良かったです…｣


園子｢Aー！教えてー！！｣


A｢はいはい。｣


安室｢あ、そういえば。ケーキ食べますか？｣


園子｢食べますー！｣


蘭｢いいんですか？｣


安室｢はい！もちろん！！｣

せっかく買ってきたんですし。

A｢じゃあ、準備しますね。紅茶でいいですか？｣


安室｢あ、ありがとうございます！｣

〜〜〜〜〜〜〜〜

A｢どうぞー。｣

すごくいい香りがする……

安室｢では、ケーキもどうぞ！｣


園子｢わぁ！いただきます！！！｣


蘭｢もう、園子は…いただきます。｣


A｢じゃあ、私も。いただきます。｣


安室｢どうぞどうぞ！｣


A｢ん！すごく美味しいです(笑顔)｣


安室｢良かったです…((ニコッ｣


これからも彼女の笑顔を僕だけに見せて欲しい…


なんて。

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