26話 ページ26
SIDE:被身子
両親には否定され
友達には怖がられ
そんな人生送ってきた
どうしようもなくなったって思ってた時
『……トガ…ヒミコ…？』
「え？」
ある人に声をかけられた
『あ、ごめんね急に声かけて私は救済ヒーローエルピス
渡我…被身子ちゃんだよね？』
「はい、そうですよ」
『担当突入に聞くよあなたはヒーローになりたい？』
出会ったばかりの人にこんなことを聞かれ
少しイラッとしてしまった
私の個性……知ってて言っているなら尚更だ
「……いいえ」
『個性の影響による血への憧れ…が原因？』
何もかも見透かしているような目
「…アタシは普通じゃないから」
『そんなことないわ』
「え…」
今……この人なんて
『今この超常の世界で普通なんて存在しないわ
人の数だけ普通があって皆それぞれの普通があるの
あなたの普通は大好きな人になりたくて血というものが好きな一少女
あなたの個性はとてもヒーロー向きよ潜入捜査では群を抜くでしょう
近接戦闘においてはナイフを使った武術、気配を消し相手に近づくそのスキルが使えるわ
サポートアイテムを使えばもっと活躍の幅が広まるわ』
その人が言ってくれたことが
嬉しくて
今まで我慢してきた涙が一斉に流れ出てしまった
「そんなふうに…言って…くれた人……初めてで…何て…言えばいいのかわからなくて……」
『何も言わなくていい
あなたは今までよく耐えたわだけど大丈夫
これからは私があなたの味方
ねぇ、ヒーローになりましょうよあなたの普通を人々に見せつけましょう
大丈夫あなたを肯定してくれる人はこの世界にはたくさんいるわ』
救済ヒーロー……
あぁ、彼女にピッタリの名前だよ
アタシはこの日に大嫌いだったはずのヒーローを
目指すことにしたんだ
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鋭 - →またこの小説を読んでくださる人はそちらを探していただければ幸いです。本当に申し訳ありませんでした (2023年4月2日 0時) (
レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
鋭 - この小説を読んでくださったすべて皆さまへ誠に申し訳ないのですがこの小説のパスワードを忘れてしまったので〜改正版〜としてまた小説を上げているので続きを待ち望んている方はそちらをご覧ください。途中まではほとんど一緒なのですが (2023年4月2日 0時) (レス) @page3 id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - すいませんがノンブレス気になって読みにくさがあるので行区切ったり句読点付けてくれませんか？ (2023年4月1日 20時) (レス) @page21 id: 205bb47545 (このIDを非表示/違反報告)
鋭 - 琥珀さん» コメントありがとうございます。ならば夢主に名前をつけましたこれなら、名前考える必要ないですかね？私も本名使うのはちょっと気が引けます… (2022年12月18日 20時) (レス) id: 63c60a223a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - なんでだろう…こういう夢小説って本名を使うの抵抗あるんですよね。今使ってる琥珀も偽名ですし… (2022年12月18日 3時) (レス) id: 5b3e9c9f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鋭 | 作成日時：2022年9月26日 20時
