20話 ページ20
SIDE:A
『そんなもん…？あぁ体質的ね』
燈矢との取っ組み合いから十分
わかったことがあった
燈矢は必要最低限の炎しか使わない
というか使えない
私が持っている炎系個性は
どれもエンデヴァーもしくはこの子にとっては劣化版だ
火力は弱くて範囲も小さい
それなら炎を一挙に出すことで私を潰せばいい
なのにそれをしないのは何故か？
彼自身体質に問題を抱えていたから
『へぇーそれで見捨てられたってわけか15歳で絶望ってわけねこの世界は世知辛いね』
「……うるせえ」
『で、全部奪われた焦凍に嫉妬ね家族全員イカれてんのかね』
「うるせぇ!!」
AWOOM
『ふぅ〜んそれが本気？
まさかエンデヴァーの血が繋がってないとか？
失敗作は失敗作らしく置き去りね氷結の耐性を持つ炎個性の轟燈矢くん？』
「俺は!!エンデヴァーの息子の轟燈矢だ!!」
『だから？』
「は…？」
『エンデヴァーの息子とかさ言ってるけどこの世界ヒーローになりたい子なんて星の数ほどいるんだよ？
君だけが特別だとか思わないで
君と出会うのがもう少し早ければ私が世界を見せてあげることもできた
でも君は育ち過ぎた父親への執着が強すぎる
君の未来…教えてあげようか？
君は皮膚が爛れるほどの火傷を負うも父親は迎えに来ない
ある人に助けられるも各器官の損傷痛覚などの体性感覚の鈍化により…以前のような威力は出せず
父親の元へ帰るも君は死んだことになっていた
挙句の果てに燈矢は死に荼毘と言う存在が生まれる
君の炎は今後のヒーローの脅威となる』
まぁ、こうならないためにも
彼に話してる
『どうする？荼毘となった君はただ死を待つだけの魔王すら見放した偏執狂の死炎となりうる
ヒーローとなれば？君を失敗作と罵った父親の執着を独占できる
君は父親以外の教えを請うつもりはないだけど父親はもう君を見放している
さぁどうする？私が鍛えればその体質も君の足を引っ張らない
ここまでしてもヒーローになる気は…私に教えを請うつもりはないかい？』
「…………教えは請わないただ…俺がヒーローとなるための足台になってもらう」
『まぁ、そんなとこでいっか』
このあと、事務所の殆どが黒焦げになってしまったのを
Mr.に見つかり
こっぴどく叱られた
無慈悲!
でも、これで荼毘は救えた
次は貴様だ
エンデヴァー
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鋭 - →またこの小説を読んでくださる人はそちらを探していただければ幸いです。本当に申し訳ありませんでした (2023年4月2日 0時) (
レス) id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
鋭 - この小説を読んでくださったすべて皆さまへ誠に申し訳ないのですがこの小説のパスワードを忘れてしまったので〜改正版〜としてまた小説を上げているので続きを待ち望んている方はそちらをご覧ください。途中まではほとんど一緒なのですが (2023年4月2日 0時) (レス) @page3 id: d6fa48bb82 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらら - すいませんがノンブレス気になって読みにくさがあるので行区切ったり句読点付けてくれませんか？ (2023年4月1日 20時) (レス) @page21 id: 205bb47545 (このIDを非表示/違反報告)
鋭 - 琥珀さん» コメントありがとうございます。ならば夢主に名前をつけましたこれなら、名前考える必要ないですかね？私も本名使うのはちょっと気が引けます… (2022年12月18日 20時) (レス) id: 63c60a223a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - なんでだろう…こういう夢小説って本名を使うの抵抗あるんですよね。今使ってる琥珀も偽名ですし… (2022年12月18日 3時) (レス) id: 5b3e9c9f6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鋭 | 作成日時：2022年9月26日 20時
