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としみつ 「俺もそろそろ帰るな」
A 「うんっ、遅くまでありがとうね」
としみつ 「じゃあ、次はまたクリスマスで」
A 「時間とか決まったら教えて?」
としみつ 「おう。じゃあな」
としみつからハグをして、
としみつ 「ずっとハグしたかったんだけど、
抑えてた俺えらくない?」
A 「当たり前ですぅー」
としみつ 「可愛いAちゃんがいけない、
俺がハグしたくなるのは」
A 「じゃあこれからも可愛い姿でいられるようにしなきゃね」
としみつ 「うわーずるいねほんと」
身体を離し、
としみつ 「また連絡する」
A 「うん、気をつけて帰ってね。
みんなにもよろしく伝えて」
としみつ 「うん、今日はありがとう。おやすみ」
A 「おやすみなさーい」
お互い手を振り、玄関のドアが閉まった。
としみつはホテルに着き、
りょうにどうだった?と聞かれたから
りょう部屋で少し話をして自室に帰った。
もらったプレゼントを取り出すと、
もらったメッセージカードとは別の紙が入ってて、
なんだろうと思い開けると
「“これからも思い出作ろうね”」
と書いてあった。
嬉しくて思わず、
「は!?可愛すぎんだろ」
と自然と声が出てしまった。
今すぐ「好きだ」と彼女に伝えたいけど、
それを言ってダメだった場合を考える
と立ち直れなくなる気がしている。
それぐらい気づいたら好きになってしまっていた。
クリスマスを迎える前に、、
と思い、東京に来て空いてる時間に買い物に来た。
もちろんAちゃんに渡すプレゼントだ。
まだどんなのが好きとか、
何が欲しいとか全然知らないけど
彼女にだからこそ渡したいものを決めようと考えていた。
色んなショップをまわっていた時に、
自分も好きなお店で
ど定番だけど…似合うだろうなぁと直感で感じたマフラーがあった。
チェック柄のマフラーだった。
俺好みってのもあるけど…。
当日行くお店も確認して、
クリスマスでちょっとでも彼女に近づけたらいいなと願い、
仕事の打ち合わせ場所に向かうことにした。
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ななみ。(プロフ) - Alice様 コメントありがとうございます🙇♀️🤍そう言って頂けて嬉しいです!!お読み下さりありがとうございました( т т ) (7月19日 14時) (レス) id: 56cbdbc18f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - とても素敵なお話で一気読みしちゃいました(^-^)♡ (7月18日 0時) (レス) @page50 id: 7c123a14af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななみ。 | 作者ホームページ:https://twitter.com/na_tokai6
作成日時:2023年4月18日 17時