はじめまして青雉の娘です。 (ページ10)

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マルコ「こいつの命はやらねぇ！」

サカズキ「そこをどけェ」

マルコ「麦わらの命こそ、生きるエースの意思だ！もし！死なせたら、白ひげ海賊団の恥と思え！！」

サカズキ、黒ひげとの死闘の後、白ひげ死す。死してなおその体屈することなく。満身創痍で敵をなぎ倒すその姿、まさに怪物。

その誇り高き後ろ姿には、あるいはその海賊人生に、一切の逃げ傷なし。

その後も海軍の追撃は続いた。

A「もう、もう、これ以上、」

クザン「A？…どうした？」

A「お父さん！メガホン…作れる？」

クザン「………あァ」

(マリンフォードの隅々まで見える。人が死んでいくのが。人の叫びが。)

Aは、コビーのように見聞色が使えるようになったわけでは無い。単純に、それほどまでに視力が良かった。父親の予想をはるかに超えて。

コビー「ああああああああぁぁぁ」

コビー、A「「やめましょましょうよ！/やめてよ！」」

A、コビー「「命がもったいない！！！」」

A「海兵のみんなにも帰りを待ってる家族がいる！目的はもう果たしているのに、戦意のない海賊を追いかけて、やめられる戦いを、やめずに！今、手当すれば助かる海兵もいるのに！まだ、犠牲を増やすの？」

コビー「そうですよ！！今から倒れていく兵士たちは、まるで、馬鹿じゃないですか！！」

サカズキ「数秒無駄にした」

海兵「コビーぃぃぃ！！！！」

？？？「よくやった。若い海兵。それに、そこのお嬢ちゃん。お前らの一言は、世界の運命を大きく変えた。」

海兵「「「「赤髪のシャンクスだァ！！」」」」

シャンクス「この戦争を、終わらせに来た」

サカズキと四皇赤髪のシャンクスは睨み合う。

ルウ「お頭ァ、10年ぶりのルフィだ、見なくていいのか」

シャンクス「そうだな、人目会いたいが今あったら約束が違うんだ。ルフィ」