はじめまして青雉の娘です。 (ページ3)

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A「ふーん」

自分から聞いておいて随分興味がなさそうなA。

A「海軍の人って皆、海賊が悪いって言い方する
けど良い海賊っていないの？」

海兵「いい海賊ですか？えーと……」

A「海兵のお兄ちゃん？……
もしかして聞かない方がいい？」

海兵「そうですね。私の口からはなんとも……」

海兵「……っは！？危ない！！！」

突然、雷鳴のごとく大きな音が鳴り響いた。
海兵はAを守るように覆いかぶさっている。

A「海兵のお兄ちゃん？どうしたの？……
何も見えないよ？」

海兵「…………………………」

海兵は何も答えない。

(さっきの音はなんなの？、多分海兵のお兄ちゃんが
守ってくれてるんだろうけど、状況が分からない……)

クザン「Aｯｯｯ、どこだ！！！」

(お父さんだ！！)

A「ここだよ！ここ！お父さん何も見えない！
どうなってるの？」

クザン「よいしょっと、もうちょい待ってろ」

A「うん。」

……

クザンside

クザン「A無事か？怪我してない？」

A「うん。でも、海兵のお兄ちゃん大丈夫？
私を、守って死んだりしてないよね？」

クザン「あぁ、大丈夫だ。安心しなさいって」

(こぉれは、大丈夫じゃないねェ。

まだ、息はあるだろうけど、助からないなァ)

クザン「俺の仕事場行くけど、俺から絶対離れないって
約束できる？」

A「約束は、できるけど、いいの？邪魔でしょ？」

クザン「A1人守るぐらい簡単だからねェ」

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作者です。

本編と話の流れが違いますが、ご了承ください。