はじめまして青雉の娘です。 (ページ17)

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A「会うのは今すぐ出なくてもいいんです。いつか会うことが出来れば、」

シャンクス「なら、船を降りなくても」

A「ええ、でも、父に頼まれて私をこの船に乗せたんですよね？」

シャンクス「あァ」

A「確かに、父の言ったことには従うと言いましたけど、私はにの船に乗りました。ですので、降りても問題ありません」

シャンクス「いや。俺が言ってるのはそういう事じゃなくて」

A「わかっていますよ。乗って入れば安全だし、いつか父が会いに来るかもしれない……」

シャンクス「違ぇって！俺が言ってるのは船を降りたとして、まだ、10歳のお前が生きていけるわけねぇだろ！」

A「あ………………」

シャンクス「すまん、言いすぎたな」

A「いえ……わかっていなかったのは私ですね」

(わかってなかった。でも、ここに残る訳には、これ以上シャンクスさん達に迷惑をかけるのは、)

シャンクス「どうせ、俺たちに迷惑かるてるとか思ってんだろ」

A「な、なんでわか」

シャンクス「分かるよ、俺がお前だったら同じこと思うからな」

A「でも、これ以上」

シャンクス「アホか、これぐらい迷惑なんて思ってねぇよ」

A「でも、私には目的が」

シャンクス「俺らのとこで戦うすべを学んでも遅くはねぇ、違うか？」

A「そう、ですね」

シャンクス「な、せめて覇気覚えたらこの船から降りること許可してやる」

A「教えて頂けるんですか？」

シャンクス「あァ」

A「分かりました。覇気を覚えるまで、言質取りましたから」

シャンクス「ちゃっかりしてんな」

A「じゃあ、早速教えてください」

シャンクス「はぁあ。わぁったよ、ベックに頼んでおいてやる」

(やった、戦うすべをここでまなんで、お父さんを探しに行く、それが目標！)

シャンクス「ベックー、どこだ」

ベック「お頭？どしうした」

シャンクス「Aに、覇気教えてやれ」

ベック「覇気？」

シャンクス「あァ、覇気覚えたらこの船を降りてもいいつう約束したんだよ、Aと」

A「うんうん」

ベック「そうか」

タバコをふかしながらベックマンは平然と言う

シャンクス「ベックは、厳しいぞ」

ベック「そうだ、覚悟はあるのか？」

A「覚悟、ですか？」

ベック「あァ、『絶対に覚える』つう覚悟だ」

(覚悟ないかもなぁでも！覚えなきゃこの船を降りてお父さんを探しに行けない！)

A「あります！覚悟！やらせてください」