はじめまして青雉の娘です。 (ページ16)

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翌朝 Aside

(朝、かぁお腹すいたし昨日案内してもらった食堂にでも行こうかな)

コンコン

シャンクス「A起きてるか？」

A「うん。起きてるよシャンクスさん」

シャンクス「朝飯食べに行こうぜ」

A「ちょうどいいですね！私も行こうと思っていたところですから」

シャンクス「そうか！ルウの飯はサイッコーにうめぇからな」

A「楽しみです」

(正直、食べ物が喉を通る気はしないんだけど、シャンクスさんに心配かける訳にはいかないもんね)

シャンクス「ルウ！飯できてるか？」

ルウ「あァ、できてるぜ」

シャンクス「Aこっち座れ」

A「うん」

ルウ「お頭はこっち、Aの分はこっちだ」

シャンクスの朝ごはんは見る限り肉、肉、肉、普通の人なら人は胃もたれをするだろう。一方、Aの朝ごはんは目玉焼きにスクランブルエッグ、ベーコンなどいたって普通の朝ごはんと言える。

(シャンクスさん、朝からお肉？うげぇ、私のは………)

A「ふふふ」

シャンクス「A？どうした？」

A「別にぃ、なんでもないですよ」

(ルウさんってすごい優しいわざわざメニュー変えてくれだんだ)

シャンクス「そうか？」

ルウ「さぁ、冷める前に食っちまってくれ」

A「そうですね！いただきます」

A「シャンクスさん、食べ終わったら甲板に来ていただけますか？話したいことがあるので」

シャンクス「お、おう」

ルウ「お頭、話ってなんだろうな」

シャンクス「俺が知るかよ」

ルウ「それよりお頭、気づいてるか？」

シャンクス「はぁ、話題振ったのお前だろ、気づいてる？何に？」

ルウ「A、昨日起きてからずっと敬語だぞ」

シャンクス「そうなのか？………いや、たしかにな」

ルウ「マリンフォードで、話してた時は敬語じゃなったはずだ」

シャンクス「心の傷か？」

ルウ「そうかもな、今から話しに行くんだろ」

シャンクス「あァ」

ルウ「しっかり話聞いてやれよ」

シャンクス「……………あァ」

シャンクス「A、話ってなんだ？」

A「シャンクスさん、遅いですよ」

シャンクス「すまねぇな」

A「で、話ですけど、私この船降ります」

シャンクス「そうか、そうか………………船おりるだと？」

A「はい、私は自分の力で父を探しに行きます」

シャンクス「どこにいるのか、検討は着いてるのか？」

A「いえ、全く」

シャンクス「全くってお前なぁ」