はじめまして青雉の娘です。 (ページ11)

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シャンクスside

マルコ「赤髪」

シャンクス「マルコ、これ以上応戦するな。大人しく手をひけ」

堂々と歩を進める赤髪に海軍を海賊も圧倒される

シャンクス「これ以上欲しても、両軍被害は無益に拡大する一方だ。まだ、暴れ足りないやつがいるのなら、こい！俺たちが相手をしてやる」

シャンクス「どうだァ、ティーチ」

黒ひげ「似合ってるぜその傷」

黒ひげ「ゼハハハハ、やめておく。欲しいものは手に入れたんだ」

シャンクス「全員この場は、俺の顔を立ててもらおう」

シャンクス「白ひげ、エース2人の弔いは俺たちに任せてもらう。これ以上そいつらの死を晒すようなまねはさせない」

中将「この2人の首を晒してこそ、海軍の勝どきは上がるんだ」

センゴク「構わん。お前ならいい。赤髪。責任は私がとる」

シャンクス「すまん」

センゴク「戦争は終わりだァァ」

かくして、大海賊時代開幕以来、最大の戦い、マリンフォード頂上戦争はここに幕を閉じ、歴史に深くきざまれる

A「お父さんもついてきてくれる？」

クザン「もちろんだ」

A「赤髪のシャンクスさん」

シャンクス「おお、さっきの嬢ちゃんか。それに青雉も」

A「良かった。あなたが来てくれて。これ以上人が死なずにすむ」

(おそらく9いや10歳の子にこの世界はここまで言わせるか。)

シャンクス「そうか。ところで嬢ちゃんの名前は？」

A「あ！ごめんなさい？私はA、大将青雉の娘よ！」

シャンクス「そうか、青雉の……ん？む…す…め？青雉のォ？」

A「うん」

(マジかこいつに娘なんていたのか)

シャンクスと後ろにいた赤髪海賊団の面々はAと青雉を何度も交互に見た。

クザン「まァ、赤髪ちょっといいか」

シャンクス「ん？あァ」

(なんだ？こいつからとか珍しいな)

シャンクス「どうした？青雉」

クザン「まァ、俺とAの今後についてなんだが」

シャンクス「俺になにかして欲しいのか」

クザン「単刀直入に言えば、赤髪、あんたにAを預かって欲しいのよ」

シャンクス「理由を聞いてもいいか」

クザン「詳しくはいえねぇが、もう少ししたら俺ァ、海軍じゃ居られなくなるからねぇ、今のうちにと思ってね」

シャンクス「あの子には言ったのか？」