14人目のメンバー【SEVENTEEN】 (ページ34)

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過去編3-2 ページ34

ある日ジフンが練習室に携帯の充電器を置いてきたことに気づいて夜中に取りに行ったらしい。
そしたら電気ついてて、消し忘れかと思ったらAが1人で踊ってた。
で、ジフンが話しかけてもなんの反応もなくて、おかしいと思って少し眺めてたら急に倒れたんだそう。

誰か呼ぼうにも遅い時間だからとにかく水を飲ませて肩を揺すったら意識が戻った。で、安心したところでAが発した言葉が『あーまた倒れちゃったのかあ』だそうだ。

それを聞いてジフンはブチ切れたらしい。『倒れるまで練習するな！何かあってからじゃ遅いんだぞ！！』って。

それを聞いて俺もAに怒った。
俺も練習しすぎて倒れたことがあったけど、俺はそれで反省した。

でもAは１回倒れた後も、練習しないと満足できないらしい。

その気持ち、少しわかる。

HS『俺もそう思う時があるよ。周りよりたくさん練習しないと気が済まないって思う。でもさ、倒れてる時間がもったいなくね？』

『もったいない？』

HS『そう。だってその倒れてる時間にもっと練習できるわけじゃん？それに倒れた次の日ってダルいよな。ダルいまま練習してもはかどらないじゃん？』

『…なるほど、頭いいなお前。ほんとにスニョンか？』

一言余計な気もするけど納得したみたいでよかった。
ジフンにドヤ顔でウィンクするけど真顔で無視された笑

WZ『お前は入ってまだ1年なのに既にワーカホリックになってる。』

『ワーカホリック？』

WZ『そう。仕事に集中しすぎて自分の体とか犠牲にするタイプ。お前は今仕事中毒なんだよ。』

『そうかもな…』

てか、それジフンにも言える気が…
とは言えない笑

WZ『自分の体があってこそのダンスだろ？大事にしてやんねーと。』

『ジフナ～』

Aが泣いた。初めて見た。
そしてジフンがAのハグを受け入れたのも初めてだ。

これもしかすると記念すべき瞬間に立ち会ったんじゃ！？

HS『お前ら大好きだー！』

WZ『うるさい』

『ふたりの時間邪魔すんなっ』

くーっ。これも愛だよな！？
こうしてAは0時を過ぎてからの練習はしなくなった。

そのおかげか、前よりもさらにダンスのキレが出てきた気がする。

一件落着…かな？

……To be continued

WZ『A、クマできてる。まさかお前…』

『あ、いや違うよ！昨日ウォヌと遅くまでゲームしてただけだって！！』

WN『した覚えないけど？』

『げっ』

WZ『お前今日9時に寝ろ』

『良い子もそんな早く寝ないよ！？』