14人目のメンバー【SEVENTEEN】 (ページ31)

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過去編1-2 ページ31

俺はマネージャーさんに、今日は見学でいいって言われたから、とにかく韓国語の本を開いて勉強をすることに。

隅の方で韓国語を練習すること20分。

？『こんにちは～』

突然視界が暗くなったと思ったら目の前に目の細いつり目の男の子がいた。
同い年くらいかな？自分から話しかけてきたくせにちょっと困った顔してる。

『あ、こんにちは？』

？｢おお！伝わった！｣

困った顔から一気に嬉しそうな顔へ。どうしたんだろ？

？『ぼくはスニョン、ですー』

『スニョンさん？』

HS『ネ！…おー、はい！』

ネはたしかはいって意味だ。
わざわざ訳してくれたのか。優しいな。

『ぼくはAです。』

HS『A？…おー、チュジャ！』

『チュジャ？』

HS『んー…デンス～』

『ダンス？』

チュジャってこの本にのってるかな！？
とりあえずペラペラめくってみた。スニョンさんはスニョンさんで頭を抱えて、デンスーデンスーって言ってる。
てかそもそも論でデンスってダンスのことなのかもあやしくね！？

HS｢スンチョリヒョン、ダンス踊ろうって日本語でなんて言うの！？｣

急に近くにいたまつ毛バサバサの美形な人に話しかけるスニョンさん。

SC｢いや俺も日本語わかんない…｣

HS｢ですよねえ…んーレッツダンシング？｣

『いえす笑』

HS｢やった！そうか英語でいけばいいのか！って、俺英語も苦手なんだよな…｣

何を言ってるのかわからないけど頭抱え始めるスニョンさん。首を傾げると、ミアネって言われた。
これはごめんって意味だ！

『ケンチャナヨ～』

HS『お～じょうじゅ、です』

スニョンさんの日本語もすごいけどな。

それから俺はダンスの練習に混ぜてもらった。ジャニーズJr1年間してたから基礎はなんとなく出来るけど、レベル高すぎて追いつけん。
そして気づいた。この人ダンスめちゃくちゃ上手い。

そのあとはなんとか話すことが出来てスニョンさんと同い年ってことがわかった。

これからスニョンさんのダンスを目標にがんばろうと思う！！

……To be continued

HS｢僕Aとめっちゃ仲良くなったんですけど、スンチョリヒョンも仲良くなりました？｣

SC｢全然話せてないな～｣

HS｢めっちゃいいやつですよ！韓国語話せるようになったら人気出ると思います笑｣

SC｢韓国語使えないの大変だよな。いじめられたりしないといいけど。｣

HS｢いじめられたりなんかしたら俺が助けますから安心してください！｣

SC｢頼もしいな笑｣