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翌日。
大毅さんは階段を落ちた後、明らかに痛そうにしていたのに笑顔で"大丈夫"と言って。
何度も謝る私に大毅さんは笑顔で"もう謝らんでええ"と言ってくれた。
『全治3か月ですか……』
昨日大毅さんはそのまま寝てしまって。
翌日になって大毅さんと一緒に病院に行けば足を骨折したと言い渡された。
……や、やばいやん。
『ほんまにごめんなさい……』
「いや俺がからかったのが悪かったから」
そして今は病院から家に帰る途中。
隣で松葉杖をつく大毅さんに物凄く胸が痛んだ。
……さ、最悪や。
『あの！骨折治るまで毎日四六時中付き添いますので！！』
「えぇ？そんな金持ちっぽいことしてもらっていいん？」
勢いよくそう言えば隣を歩く大毅さんは楽しそうにそう言って。
こんなときでも笑顔でいてくれる大毅さんに胸が温かくなった。
『言われたことは何でもするので言ってください！』
「ふはっ…そんなんやらんでええよ」
結局大毅さんは最後まで私に優しくて。
何もお詫びできなかった…と静かにうなだれていると隣を歩く大毅さんは楽しそうに笑っていた。
「じゃあたまにでええから俺が転びそうにならんか見張ってくれへん？」
そう言ってにひひと楽しそうに笑う大毅さんに私は笑顔で"はい！"と頷いた。
.
あれからあっという間に夜になって。
大毅さんと一緒に階段を下りてリビングへと向かえば照史さんと望さんは驚いたように目を丸くしていた。
『大毅さん座れますか？』
「ちょっとだけ手貸してくれへん？」
席に座りづらそうな大毅さんにそう言われて慌てて支える。
私に掴まった大毅さんはそのままゆっくりと席に座っていた。
「えへへ、足やってもうた」
そう言って微笑む大毅さんに驚きが隠せない様子の照史さんと望さん。
夕食のオムライスを手に持っている照史さんは"えぇ！大丈夫なんか！"と言っていた。
「てか何でこいつが大毅のサポートしてるねん」
「あぁ、それは……」
そう言って私を指さす望さんは相変わらず鋭い。
どこか言いづらそうに頭を掻いた大毅さんは私に気遣っているようだ。
『大毅さんと遊んでて階段があるの忘れてて私が押しちゃってそのまま大毅さん落っこちてもうて……』
そう言った私は"本当にごめんなさい"と深く頭を下げた。
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りってぃ(プロフ) - 瑠璃さん» 返信ありがとうございます(T_T)まだまだ先は長くなりますが頑張っていきたいと思います！優しいお言葉励みになります(;_;)！ (2020年11月23日 15時) (
レス) id: 77b9b24db3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - りってぃさん» いえいえ！！これからも是非頑張ってください！応援してます！ (2020年11月22日 11時) (レス) id: 934ccc594a (このIDを非表示/違反報告)
りってぃ(プロフ) - 瑠璃さん» わわわっ....神山担さんの方にもきゅんきゅんしていただけて本当に嬉しいです....！(笑)素敵なコメント残していただき本当に嬉しいです(T_T)これからも更新頑張りますね！ (2020年11月21日 23時) (レス) id: 77b9b24db3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 毎回ドキドキさせてもらってます、(神山担)余りにもドキドキしすぎてコメントしました！これからも頑張ってください！ (2020年11月20日 19時) (レス) id: 934ccc594a (このIDを非表示/違反報告)
りってぃ(プロフ) - ナツコさん» すぐに飛んできてくださりありがとうございます！(笑)書きたいことがたくさんあって2まで続くことになりました！(^^)そう言っていただけて嬉しいです！パート2でもお付き合いよろしくお願いします('_')！ (2020年11月16日 17時) (レス) id: 4df73778e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りってぃ
| 作成日時：2020年10月20日 22時
